Product Details
ISBN 10 : 4480091483
Content Description
宝石細工、タイル、華麗な建築、宴席料理、楽器、書物…、数千年の都市文明の結実である「優雅な暮らし」の術をヨーロッパにもたらしたのはイスラム教徒であった。ヨーロッパ人が、アラブ人やイスラム教徒と良好な関係を保つためには、自己の後進性の負い目を徹底的に認めなければならないとし、ヨーロッパ中心主義ではなく心底からの自己批判のうえに、イスラム世界を正当に評価して世界史の真の再構成を目指す。ヨーロッパとイスラム世界を対等に見、しかも現代の問題として過去のかかわりを語り、多様な人間集団の共存の道をダイナミックに叙述した、碩学によるイスラム文化論の世界的名著。
目次 : 第1講 ヨーロッパにおけるイスラム勢力/ 第2講 商業と技術/ 第3講 科学と哲学におけるアラブの業績/ 第4講 レコンキスタと十字軍/ 第5講 ヨーロッパの科学と哲学/ 第6講 イスラムとヨーロッパの自己認識
【著者紹介】
ウィリアム・モンゴメリ・ワット : 1909‐2006年。イギリスの世界的なイスラム学者。エディンバラ大学に学び、のち同大学で教鞭をとる。欧米のイスラム学界に不抜の名を残す。著書多数
三木亘 : 1925年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。もと東京外国語大学、慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ラウリスタ〜
読了日:2012/04/12
belier
読了日:2017/04/25
ishii.mg
読了日:2024/09/30
Arko
読了日:2014/08/18
gauche
読了日:2013/10/11
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