ファミリー・ビジネス 創元推理文庫

S・J・ローザン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488153175
ISBN 10 : 4488153178
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

チャイナタウンのギャング団のボスが病没する。彼は所有する古い建物を堅気の姪に遺していた。そこは再開発計画でタワーマンションが建つ予定の場所で、この遺贈が騒動の火種になることは必至だ。私立探偵のリディアは相棒ビルと、事態の落着まで姪の護衛を務めることになるが、ボスの葬儀が終わった矢先、幹部のひとりが殺されてしまう‥‥愛する町の一大事に最高のコンビが挑む現代ハードボイルド〈リディア&ビル〉シリーズ!

【著者紹介】
S・J・ローザン : アメリカの作家。1950年生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている

直良和美 : 東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • M H さん

    シリーズ初読み。最初から読みたくてもKindleではないのね。リディアはかっこいいし、ビルは落ち着いてサポート、地に足ついた中国系社会の一幕。料理も美味しそうだし、脇キャラとの会話に生彩があって本文と一緒に何度もにやにやする。こういう感じだったのかという心地よさだ。事件の方は、大物が死んだあとの騒動で真相含めてあまり興味が持てなかった。それより、いつまでもこの空間を味わいたい気持ちに。メアリーとクリス良かったなぁ。

  • Mc6ρ助 さん

    『「あたしも手伝ってあげるわよ」(p110)』なんてリディア母さん、今回もMVP狙いかと勘ぐってしまったが、朝倉めぐみさんのカバー絵から想起する甘酸っぱい雰囲気からすっかり外れてしまったリディア&ビル、これもそれはそれで良いなどすっかり慣らされてしまった感がある(いや、リディア母攻略は進むのか)。ミステリとしてはあの彼がちょっとかわいそうかも知れないにしても話はよくできていたと言ってあげることにしよう。次のThe Mayors of New Yorkにも期待。その次も期待したいS・J・ローザンさんです。

  • pulp さん

    主人公が中国系アメリカ人女性でありながら、これだけ長く続いたら、人種についてもジェンダーについても、ポリコレ的にはもう2周くらい回ってしまった感じ。気づいたら、いつのまにか希少な、王道の私立探偵小説(プライベート・アイであって、ハードボイルドにあらず)のシリーズ。プロットもしっかりしています。

  • しゅー さん

    ★★★今回はリディア回。相性が悪い方の兄貴も活躍(?)するよ!すっかり円熟してきた登場人物同士の掛け合いに加え、本作品は謎解きミステリとしても秀逸だった。そしてチャイナ・マフィアのボス(仮)の女性が非常に魅力的なキャラに仕上がっている。このシリーズはどこまで続いてくれるのかな。

  • ヨッシー さん

    新刊1冊目 評価★★★☆☆

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