人を10分ひきつける話す力 だいわ文庫

齋藤孝 (教育学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479301684
ISBN 10 : 4479301682
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,191p

内容詳細

「話す力」のある人には「知情意体」が備わっている。「知」は知識、「情」は相手の気持ちを読み取る感情、「意」は伝えようという意思。もう一つが「体」で、声の調子・顔の表情・ジェスチャー。これらをつねに意識し、ネタ主義(話す前の準備)、テーマ主義(話す内容の明確化)、ライブ主義(場の空気を読む)を実行すれば、「話す力」は驚くほどアップする。

目次 : 第1章 「知情意体」を鍛える(「意味の含有率」を意識しよう/ 人をひきつける話とは/ 「話す力」の基本は対話力だ)/ 第2章 人をひきつけるための「ネタ」「テーマ」「ライブ感」(ネタ主義(話す前の準備)/ テーマ主義(何を話すか)/ ライブ主義(話す現場で何をやるか))/ 第3章 話すトレーニングの実際(話す力がつく基本トレーニング/ 話す力がつく応用トレーニング)

【著者紹介】
齋藤孝 : 1960年、静岡県に生まれる。東京大学法学部卒業。同大学院博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。「斎藤メソッド」という私塾で独自の教育法を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「話す力」に関する本は、この他に斎藤茂太...

投稿日:2012/02/11 (土)

「話す力」に関する本は、この他に斎藤茂太先生のものも同時期に購入しましたが、どちらもいいです。あれこれ手を出すと却って大切なことが分からなくなってしまうので、「話し方」についてはこの二冊を参考に実践してみようかなと思っています。(これでも情報量が多すぎるので、この本が気になった方はこの一冊を繰り返し読んで実践されたらいいと思います。)読んでいて「分かってるけどなかなかできない」「いざやってみるとすんなりいかない」こともあるのは確かですが、それだけ「うまく話す」って難しいっていうことだと思います。とことん真剣に「話すこと」について向き合って自分で考えることが何より大切です。この本にはその助けとなるキーが充分書かれていて、普段話をするとき常に自己チェックするだけでも大分違ってくる気がしました。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Lee Dragon さん

    「難しいことを面白く、面白いことを深く、深いことを易しく」。すらすらと読めたと思ったら、三回目の読了。さすがに内容も覚えていた。面白い話は、聴衆を参加者にする、当事者にするのである。課題を投げかける、あるあるネタを出すなどテクニックはいろいろだ、しかしフィードバックなしに話はうまくならない。構成、語彙、くすぐり、オチを狙ってかっこよく、面白く話せる大人になりたい。

  • Lee Dragon さん

    単におしゃべりすることと、話すことは違う。時間当たりの意味密度が高い話、所謂含蓄のある話が面白く、尚且つ笑いが取れる話が聞く価値のある話である。そのためには、相手の反応を機敏に察知する力と自分の身体特性をよく知ることが必要である。重要なことは初めに言って、繰り返す。話の腰をあることなく、話したいことが三つ溜まるまで、とりあえず耐えてから話を切り出すことを明日から心がけたい。

  • べる さん

    話し方以前に、その話にどれだけの「意味」が込められているか。聞いている側に発見の喜びがある話がベスト。既知から未知へ話題をずらす。聞く人のその後の行動や考えを変える効果があるか。ライブ感があると聞き手は積極的に受け取る。鍛えるには仕入れたことを他人に話して記憶に定着させる。知識をつける読書をする。キーワードをメモしてネタ帳作り。繋がりそうもない三つのキーワードが繋がると聞き手は快感を得る。引用力や暗唱力で感心させる。本の知識と自分の経験を織り混ぜる。抽象度の高い表現を具体例を挙げて説明する練習をしよう。

  • うめぼし さん

    主語をぼかして話してしまうことや、回りくどく言ってしまったりと、何を言いたいのかよくわからないとたまに言われる(;_;) 物怖じしないところはあるのかも知れないけれど、考えて物事を話すのが苦手^^; やはり、上手く伝わる話ができる人は本を読んだり、下準備をする基礎力があって、そこに応用力が自然と結び付くんだろうと、行き当たりばったりじゃあかん!と読書をはじめたことをきっかけに話す力をUPさせたいと思わせてもらった(^.^)

  • maito/まいと さん

    結構難しく奥深い「話す力」。本書では、「話す力」を後天的なスキルとみなし、様々なトレーニングでその力を高るやり方を紹介。話す、というとどうしてもライブ感(その場対応)でやりがちなことだけど、本書読んでしっかり訓練すれば、レベルアップできそうな気になってくる。話しを持たせる、とひきつける、は違う、という手厳しい話しから、沈黙すら活用する上級テクまで様々なやり方があるが、やり方は難易度順になっているので、本書を順番に読んでいって、順番にやっていくことをオススメ。

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