世界最強の研究大学 ジョンズ・ホプキンス

黒瀬悦成

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103546313
ISBN 10 : 410354631X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
178p;20

内容詳細

この大学の名前が日本でも広く知られるようになったのは、新型コロナウイルスの追跡サイトがきっかけだった。感染者と死者の人数は、世界中に張り巡らされたスポットから半自動的に集まり、リアルタイムで更新される。国連も各国政府もこのデータを使ってコロナ対策を立てており、日々のニュースの情報源もここだ。追跡サイトを開発したのは土木工学が専門の研究者と、地理学と統計学で修士号を取得していた留学生だが、これはほんの一例に過ぎない。専門家を育てながら専門分野の横断を奨励する「ホプキンス・モデル」の真価を内部資料とキーパーソンへのインタビューを重ね合わせて浮き彫りにする。

目次 : はじめに 人類を疫病から守り続ける砦/ 第1章 世界を救った新型コロナ追跡サイト/ 第2章 総力戦でウイルスに挑む/ 第3章 大学が「予言」していた新型コロナ禍/ 第4章 誤情報・偽情報を撃退せよ/ 第5章 ワクチンをめぐり割れる議論/ 第6章 そして若者は「ジョンズ・ホプキンス」を目指す/ おわりに 公衆衛生の未来

【著者紹介】
黒瀬悦成 : 産経新聞東京本社編集局副編集長兼外信部編集委員。1966年2月生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、88年に読売新聞東京本社に入社。ニューデリー支局長、経済部、ジャカルタ支局長、ワシントン特派員などを経て、2013年に産経新聞社に入社。ワシントン支局長(2017〜21年)を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • うえ さん

    「ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センターは、2019年、その後の新型コロナ危機を予見するかのように、コロナウイルス発生に際して誤情報や偽情報が流布した際のリスクコミュニケーションのあり方についてシミュレーション訓練を実施していた…パンデミックが起きた場合、最も重要な懸念材料であり、最大の弱点となる部分は、事実と虚構をどう区別するかであることを予見していた…コロナウイルス危機で明らかになったように…ワクチンの中には極めて小さいマイクロチップが埋め込まれているなど根拠のないデマや偽情報が大量にあふれた」

  • keitakenny さん

    残念ながら期待外れでした 特段、新たな情報は得られず、インタビュー対談も他所からの拝借で取材?も広報レベル 著者が産経編集局と後から知り、内容に納得 コロナ報道に関わる箇所の当該大学の動きを記した 図書館本で良かった

  • takao さん

    ふむ

  • icon さん

    COVID-19ダッシュボードも2020年1月22日にできたという。元ニューヨーク市長でJHUのOB, 35億ドル以上寄付をしたマイケル・ブルームバーグ氏の名前が冠された公衆衛生大学院。2019年には大学全体で3兆ドルを研究に投じるなど41年連続で全米第一位の研究費投入。ペンシルベニアのクエーカー教徒により1876に設立。全米初の研究大に位置付けた。ニッツェ国際関係大学院やピーボディ音楽学院、応用物理学研究所があるというのを初めて知った。

  • VALUE さん

    この本に書かれている事実や経緯、考え方が、今後再び訪れるかも知れないパンデミックの対応策のヒントのひとつになるんだろうなと思います。内容はごく一般的で偏ってはいないと感じました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

黒瀬悦成

産経新聞東京本社編集局副編集長兼外信部編集委員。1966年2月生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、88年に読売新聞東京本社に入社。ニューデリー支局長、経済部、ジャカルタ支局長、ワシントン特派員などを経て、2013年に産経新聞社に入社。ワシントン支局長(2017〜21年)を経て現職(本データは

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品