「地震予知」の幻想 地震学者たちが語る反省と限界

黒沢大陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103360919
ISBN 10 : 4103360917
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
255p;20

内容詳細

地震学者たちはなぜ、3・11を予知できなかったのか?混迷する地震学の現状を追う!!

目次 : 第1章 3・11が地震学者にもたらしたもの/ 第2章 地震学者と「予知」/ 第3章 原発と地震学者/ 第4章 過去の記録は将来の予言である/ 第5章 起こるべき地震に備えて/ 第6章 次代を担う地震学者たち

【著者紹介】
黒沢大陸 : 朝日新聞編集委員兼科学医療部次長。1963年長野県生まれ。1991年、朝日新聞入社。科学部や社会部で国内外の災害現場の取材や、選挙、鉄道、気象庁、内閣府、文部科学省担当などを経験。2012年から編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きみたけ さん

    新聞やテレビなどのキャッチーな見出しや短い説明文だけでは多くを語れない、情報をしっかりと見極めることが大切ですね。著者は朝日新聞編集委員の黒沢大陸氏。朝日新聞で2012年10月から掲載された「ニッポン人脈記 大地に聞く」をきっかけに、それまでに取材した地震や防災行政の記事をもとにまとめた一冊。「予知」と「予測」の違いは?、3・11の前後で地震学は何が変わったのか?、東海地震の問題点とは何か?、首都直下型地震の切迫度は?など掲載。

  • こばこ さん

    東日本大震災後を中心に、地震学(地球物理学・地質学的側面の両方)の動きを詳述した本。ある意味「第三者的」で「一般より」な新聞記者からの視点で学界が語られるとこうなるのかと。その多面性、分析力はさすが、といったところ。この本で語られているジレンマは3年経った今も当然継続していて、なんとかなってほしいものだなと感じさせられる。

  • Humbaba さん

    地震を完全に予知することは現代の技術では不可能である。ただし、それは将来においても不可能であるということの証明ではない。期待を煽らなければ研究のための資金を得られないが、下手に期待を煽れば誤解を招く。そうならないようにするためにも、自分たちの状態を正確に伝えるべく努力が必要である。

  • Shinsuke Mutsukura さん

    既得権・・・?.

  • ゆうやけPC さん

    核融合と地震予知の研究は幻想なのか

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黒沢大陸

朝日新聞大阪本社編集局長補佐、書評委員。1963年長野県生まれ。証券系シンクタンクを経て、1991年に朝日新聞社入社。科学部や社会部で国内外の災害現場などを取材。オピニオン編集部デスク、編集委員(災害担当)、科学医療部長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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