怪談実話傑作選 磔 竹書房怪談文庫

黒木あるじ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801921498
ISBN 10 : 4801921493
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;16

内容詳細

単著デビュー10周年を迎えた黒木あるじの傑作選第二弾!選りすぐりの怪異譚30篇に加筆修正を施し新たな書き下ろし4篇も収録。1000話以上の怪談を世に送り出し、今なお死者の闇を汲み上げ続ける最恐黒木ワールドを存分に堪能せよ。

【著者紹介】
黒木あるじ : 『怪談実話 震』で単著デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA さん

    実話怪談集。傑作選なので読んだ事のある作品ばかりなのであるが、著者が著者だけにどれも安心して読める。いつも実話怪談を読んで思うのは、実話怪談って基本の文法みたいなのがあるので、そこに沿いつつ如何に著者の独自色を出していくかみたいなのがあるような。本書を読みつつ思ったのは、著者がそれに沿いつつ臨場感みたいなのを重視しているように見受けられた。実話怪談の「語り」という枠内からはみ出すようなメタな作りが目立つのもその表れか。しかもそれが効果的に働いているのが何とも言えないなあ。著者の力量を感じれる一冊でした。

  • 眠る山猫屋 さん

    さすが傑作選!冒頭から怖い怖い((( ;゚Д゚))ξ なにせ筆者に纏わり付くような話が多いんだから厭になっちゃう(褒めてます)。引退した理由が厭な『空巣』。特別なバイトで使った『軍手』の廃棄方法も厭だなぁ。すれ違った『母子』。いくつかの単話が、実は同じ場所の事だったとわかった瞬間に恐怖のボルテージが振り切る『一連』も怖い〜。そして終盤、筆者の元へひたひたと近づいてくるような“何か”。怪を語れば怪来る、のか。

  • 瑪瑙(サードニックス) さん

    怖かったです。久しぶりに怖さを感じられる本に出会えました。実話との事で、筆者なりにルールをもうけて書かれてあるだけに今まで読んだ事のないお話が多かったです。ただ、『草爺』だけは切なかったです。この方の作品を引き続き読んでみたいと思います。

  • qoop さん

    著者が2011〜2017年に書いた数多い怪談からの自選集。さすがに近作だけあって記憶に新しく憶えているもの多数。〈旧家〉〈軋怪〉〈仮名〉〈鬼祭〉などは読み返しても興味深い。また、次第に著者自身が怪異に巻き込まれていく様子が窺えるのも印象的。ここから更に「怪談売買録」へとつながっていくのかと思うと、業の深さを感じざるを得ない。何かが順調に積み重なっていってるんだな、と。

  • 晴 さん

    面白かった。怪談はやっぱり短い話が好きだな。グッときた話も何個かあったり、別の本もまた見つけたら読んでみたい。

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人物・団体紹介

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黒木あるじ

1976年、青森県生まれ。東北芸術工科大学卒業。2009年「おまもり」で第7回ビーケーワン怪談大賞・佳作を受賞。同年「ささやき」で第1回『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞、’10年『怪談実話震』でデビュー。実話怪談の分野で活躍し、多大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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