世界を文学でどう描けるか

黒川創

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784911029008
ISBN 10 : 4911029005
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

いま、ここにある「世界」とは、何か。また、どのようにすれば、それを叙述できるのか―。2022年春にロシア軍のウクライナ侵攻が始まったとき、思い起こしたのは20年前に訪れたサハリンで出会った人びととの会話だった。世界の複雑さを直視し、そこに住むひとりひとりの生活を見つめること、想像すること。そこから、かすかではあるが、小さな光明としての、言葉が、文学がたち現れる。

目次 : 1 私がサハリンに行ったとき/ 2 ユジノサハリンスク/ 3 ポロナイスク/ 4 オハ/ 5 二〇年後の世界/ 6 『フランケンシュタイン』は、世界をどう描いたか/ 7 ヴィノクロフのこと/ 8 オタスからの世界

【著者紹介】
黒川創 : 作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境(完全版)』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 東の海月 さん

    「今」から見る二十年前のシベリア。細かい部分は覚えていないのだが、静かに心を揺さぶられる内容だった。日本に近い国といえば中国、韓国あたりのイメージが強かったのが、そうか、そういえばロシアもか。今頃気がつく…。海に囲まれていると中々実感の湧かないことが多いけれど、誰とでも一つの地球で生きていて、どことでも繋がっているんだな。

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黒川創

作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境“完全版”』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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