美しすぎる世界の貝 洗練をきわめた配色から神秘のフォルムまで、自然が創る驚きのデザイン Nature Design Books

黒住耐二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416615256
ISBN 10 : 4416615256
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
303p;23

内容詳細

浅瀬や海底で、そして密林の葉影で、日々軟体動物たちが築き続けている住まい=貝殻。その造形と色柄は、私たち人間の想像を超えて、驚くべきバリエーションと美しさに満ちています。そうした「貝の美」こそが本書の主役。選りすぐりの貝たちを、できるかぎりのリアリティーでお伝えできるよう撮影、構成した、一般の図鑑とはひと味違う1冊です。信じがたいほど鮮やかな色彩、繊細極まる彫刻、神秘的な造形。美と謎を秘めた貝の驚異の世界。

目次 : 常世の貝/ 水底のエレガンス/ 海の宝石、タカラガイと仲間たち/ イモガイの奇才/ 貝たちの豪邸/ 華麗なる文様/ 精緻な工作/ 神秘の形態/ 透明な貝/ 色彩の饗宴/ 日の出文様の貝/ 二枚貝の幻影/ 見立ての貝/ 蝸牛の美しい家

【著者紹介】
武井哲史撮影 : 東京都世田谷区生まれ。第12回日本広告写真家協会「スキャンダル展」APA賞受賞。70年代後半より雑誌『anan』『popeye』『BRUTUS』他多数で活動。ファッション、インテリア、旅などあらゆる撮影を手がける

黒住耐二 : 京都府生まれ。小学生の時から貝を集めはじめ、コレクションに没頭し、現在は博物館で貝の担当をしている。貝殻があれば、どのようなことにも興味を示す。最近は、遺跡の貝、1万年前の貝、東南アジアの貝を見ることにより、移入種ばかり増えてしまっている日本の貝類の原風景を探る試みをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あじ さん

    貝の囁きを耳にあてて聞きたい。ノスタルジックな時の小波を夢想しながら魅入っていた。「天使の翼貝」は美麗な白のウィング。写真を見て他に何を連想出来るだろうか。彼らは一生を砂の中で過ごし、海底に出てくる事はない。二枚の翼がありながら、羽ばたけないなんて。希少な貝のコレクションを、美しい写真で堪能出来ます。

  • Lwsika さん

    美しい貝殻。私は螺旋に魅せられる。そういえば子供の頃叔母と水族館へ行くといつも綺麗な貝殻を買ってくれた。オウム貝を眺めていたら、ぽんと太っ腹な叔母が買ってくれて驚いた懐かしい思い出。そのときのコレクションは今も実家のガラス戸棚に飾られている。コレクションといえば他の貝殻を集めて貝殻にくっつけてしまう不思議なクマサカガイ。知らなかった。ホネガイが載っていないのは残念だったが、懐かしい貝殻や初めて出会う貝殻にワクワクしながら頁をめくった。

  • 内島菫 さん

    タカラガイ類を見て、子供の頃、家のサイドボードにタカラガイやマキガイ、ニマイガイの、艶やかでカラフルな貝が飾られていたのを思い出した。父が返還前の沖縄に旅行した際お土産として買ったのか、貿易会社に勤めていた近所の人にもらったのか、詳細は不明。貝たちの独創性に富んだ形や模様、質感には、どうやって作ったのかと驚くばかり。中でも変わり者は、自分の殻に他の貝殻や石をくっ付けて同化させてしまったクマサカガイ。ジブリのアニメに出てきそうな造形に、貝の発想とは思えないほどの不思議さを感じる。

  • misui さん

    ビジュアル重視の貝殻写真集。これは素晴らしかった。釉薬をかけたようなとろりとした光沢のものや、精緻な幾何学模様、凶悪で奇怪なフォルムのものなど、ページを繰る度に驚異の念に満たされる。解説は簡単ながら取っ掛かりには十分で、ここから貝の生態などに進んでも面白そう。「貝は、自らが殻の縁に外套膜から分泌する炭酸カルシウムの結晶を付け加えていくことで殻を成長させ」るということで、生物と鉱物の中間的なところがいいんですよね。

  • Uzundk さん

    3次元的な幾何学線を描いたり描いてなかったりする貝の美。つるつるの表面のものもいれば、他の種類の貝を捕り件で無秩序に棘を向けるものもいたりと面白い。 個人的にはテマリカノコ(p203)とオオタワラガイ(p266)が好き。

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黒住耐二

1959年京都府生まれ。千葉県立中央博物館所属。専門は貝類学

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