咸臨丸にかけた夢 幕末の数学者・小野友五郎の挑戦

鳴海風

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774327099
ISBN 10 : 4774327093
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
201p;20

内容詳細

幕末に、太平洋を横断した江戸幕府の軍艦・咸臨丸。航海長として航海を支えたのは、小野友五郎という数学者だった。日本独自の数学・和算の才能をのばし、技術者として日本の近代化につくした数学者の生涯を描く。子どもと大人が共有できる新しい児童文学。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 高橋 (犬塚)裕道 さん

    星4。児童書であったが面白かった。子供の頃に読みたかった。多くの子供たちに読んでもらいたいなあ。

  • kira さん

    西郷どんと同じ時代で共通の登場人物も多い。皆がよく知る幕末人物伝も良いが、それを後ろから支え、明治初期の文明開化の基礎を作った人物らがどのような人たちだったか感じられる良い作品だった。

  • QP さん

    今野敏さんの小説「天を測る」で初めて小野友五郎のことを知った。児童書であるがなかなか面白かった。幕末の官僚で優秀な人がたくさんいた事を改めて認識した。出自や長幼を重んじて出る釘を打つ傾向にある日本人と比べ実力主義の欧米人との対比が面白い。

  • 長月マチール さん

    傲らずに、己の能力を研鑽し、己の職責を果たすってとてもかっこいいと思いながら読んでいました。とても良いお仕事物語だと思います。

  • ぱぴぷぺぽ さん

    咸臨丸の航海長 小野友五郎の生涯  技術者、数学者として成長しいくが幼少期のエピソードが面白い。  勝海舟の航海記は色々読んだが友五郎についてはあまり知らなかった

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人物・団体紹介

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鳴海風

1953(昭和28)年10月15日、新潟県出身。東北大学大学院工学研究科修士課程修了後、日本電装(現デンソー)に定年まで勤務しつつ、工学、数学の知識を生かした作品を発表。1992年『円周率を計算した男』で第16回歴史文学賞、2006年第2回日本数学会出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に

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