異なれ 東京パラリンピック車いすバスケ銀メダリストの限界を超える思考

鳥海連志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847071386
ISBN 10 : 4847071387
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
191p;19

内容詳細

足りないものを嘆かず、あるもので生きていく。東京パラ車いすバスケ銀メダリスト・鳥海連志が伝えたい、「人と異なる」ことの重要性。
東京2020パラリンピック車いすバスケットボールでMVPを獲得した日本代表のスピードスター・鳥海連志が、過去の自分、現在の自分と向き合い、ありのままをつづる。
『長崎県長崎市で僕は生まれた。世間でいう「障がい者」として。ただひとつ言っておくと、障がい者として生まれてきても幸せだ。」(「はじめに」から抜粋)
『幼少期から今も、そしてこれからも、僕の五体満足は「この体と心」なのだ。』(同)
この言葉に鳥海が言いたいことのすべてが詰まっている。

障がい者としてでなく、一人のアスリートとして、一人の人間として、「友達と遊びたい」「体を目一杯に動かしたい」「バスケットがしたい」--自分が興味をもつ方向に向かって生きてきた鳥海連志。22年間という、決して長くはないけれど、誰よりも濃い人生を送ってきた鳥海が語る言葉の数々は、これからも長い人生を生きるわれわれにとって、ちょっとしたヒントとなるかもしれません。


【著者紹介】
鳥海連志 : 1999年2月2日生まれ。長崎県出身。(株)WOWOW所属。パラ神奈川スポーツクラブ在籍。車いすバスケットボール男子日本代表。ポジションはポイントガード。生まれつき両手足に障がいがあり、脛(けい)骨が欠損していた両下肢を3歳で切断。中学1年生のときに学校関係者に誘われたことがきっかけで、2011年に佐世保WBCで車いすバスケットボールを始めると、すぐに九州地方で頭角を現す。2015年に、三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ(千葉)に出場すると、日本代表に定着。その後、17歳でパラリンピック2016年リオ大会に出場。2021年東京大会では、大会MVPに選出される大活躍で、チームを大会史上初の銀メダルに導いた。テレビや新聞、雑誌への出演も多く、車いすバスケットボールの普及活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あきぽん さん

    パラリンピックの時は髪型も手伝ってスラムダンクの流川楓にしか見えなかったけど、その人となりが見えてくる中で、流川楓の強さに加えて桜木花道の明るさやんちゃさも兼ね備えた人だということが明らかに…これは最強にモテるわ^^;かっこよさやモテは障害と関係ないですね。うら若き彼には教えられることばかりです。これからも応援します‼

  • タピオカ さん

    東京パラの車いすバスケで、かっこいいプレーを見てドキドキ、すっかりファンになった。自分を客観的に捉え自分を信じて努力する姿勢はクールでやはりかっこいい。

  • 貧家ピー さん

    東京パラリンピック 車いすバスケでMVPを獲得した鳥海選手が、自分がどんな人間か・どんな思考をもっているかを40個の言葉でまとめた一冊。ワルガキと自分で書いているが、時間にルーズ・年上にため口と、今の日本では異端児扱い されるのかもしれない。決勝・アメリカ戦は4Q途中まで互角だったのに最後は点が取れなくなった記憶があるが、若手選手に託した監督の気持ちを掴み取っており、今後がさらに楽しみになった。

  • ちよこ さん

    東京パラリンピックで、激しくて早い車いすバスケの魅力を教えてくれたのは鳥海選手だったと思う。試合中の彼しか知らなかったから、この著書を読んで、ちょっとイメージが変わった。決して優等生ではなかった。でも高い自己肯定感があったから、ここまでの選手になったんだと分かる。最後にお母さんからの言葉があるけど、本当に家族の支えが大事なんだ。

  • ただぞぅ さん

    東京パラ、車いすバスケ銀メダリストならではの思考が紹介されている。アスリートにとって感情に任せたプレーは命取り。イライラや落ち込んだりした感情時に「理由」や「相手」、どうやったら好転できるか等を自分自身と対話する『セルフ・トーク』で冷静に受け止め、感情に任せた行動を抑止できるという。感情のコントロールに大切なことは自分自身をよく知ることだ。また「諦め」は一般的な「断念する」と意味だけではない。納得して次の場所に進むというニュアンスもある。「積極的に思いきる、明らかにする=明らめ」という考え方に共感した。

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鳥海連志

1999年2月2日生まれ。長崎県出身。(株)WOWOW所属。パラ神奈川スポーツクラブ在籍。車いすバスケットボール男子日本代表。ポジションはポイントガード。生まれつき両手足に障がいがあり、脛(けい)骨が欠損していた両下肢を3歳で切断。中学1年生のときに学校関係者に誘われたことがきっかけで、2011年に

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