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ボツ 「少年ジャンプ」伝説の編集長の 嫌われる 仕事術

鳥嶋和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784796874472
ISBN 10 : 479687447X
Format
Books
Release Date
May/2025
Japan

Content Description

『ドラゴンボール』生みの親にして、『少年ジャンプ』伝説の編集長が
「メガヒット連発」の仕事術を語る!

漫画からアニメ、ゲームまで、関わるものすべてを特大のヒットに変えた編集者、鳥嶋和彦。
担当もしくは関わった作品には、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』をはじめ、『電影少女』『ダイの大冒険』、そして『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』など、さらにはゲームでも『ドラゴンクエスト』『クロノ・トリガー』と抜群の人気タイトルが並ぶ。

これらはいったい、どのようにして生まれたのか?

本書では全編にわたって、伝説と呼ばれる驚愕のエピソードが展開! 
デビュー前の鳥山明に500回ものダメ出し、役員に土下座を要求、アニメ番組のプロデューサーを解任‥‥。
はたして真相は? 容赦ない仕事ぶりの真意に迫る。

全エピソードにここ40年間の超人気作が続々と登場。
『ジャンプ』を夢中になって読んでいたすべての元少年たちに贈る、
劇薬の仕事本である。 

巻末には、とっておきの袋とじを収録!
超ヒットメーカーが「キミを変えるかもしれない」極意を、こそっと語ります。
読了のお楽しみに!


<おもな内容>
★メガヒットを生む「仕事のしかた」を公開
伝説と呼ばれたエピソードの真相と真意は?

●連載はまだ! 鳥山明に500回ものボツを出し続けた。
●『ドラクエIII』攻略本の大詰めで。役員に土下座を要求した。
●アニメ『ドラゴンボール』に怒りMAX! テレビ番組のプロデューサーを解任。
●アニメ番組を早々に打ち切った代理店は、『ジャンプ』編集部に出禁。
●「締め切りに絶対遅れるな!」すべての連載作家の自宅へ、編集長が家庭訪問。
●ヒットの出せない編集者は、他部署へ異動。


★超人気作の知られざる舞台裏を公開
プレッシャーと失敗‥‥地獄の中からヒットは生まれた!

●『ドラゴンボール』の人気が急降下! 立て直しの秘策から生まれた「天下一武闘会」。
●上司の「『ドラクエ』は『ジャンプ』の売り上げに貢献していない」のひと言にブチ切れ。ゲームから生まれた超レアな漫画『ダイの大冒険』。
●番組プロデューサーを解任。生まれ変わったアニメ『ドラゴンボールZ』で視聴率回復!
●『ONE PIECE』は生まれなかったかもしれない!?  4時間越えの会議で決断された奇跡の連載決定。
●前編集長が進めていた新企画をすべて中止! 作家におわび行脚。そこから『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』『遊☆戯☆王』『ヒカルの碁』などが誕生!

【著者紹介】
鳥嶋和彦 : 1976年、集英社に入社。創刊8年目の『週刊少年ジャンプ』編集部に配属される。鳥山明、桂正和、稲田浩司など人気漫画家を発掘育成。漫画だけでなく、アニメ、ゲームに深く関わり『ジャンプ』のメディアミックス展開を精力的に推し進める。1993年にゲーム情報誌『Vジャンプ』を立ち上げて編集長に就任、1996年には『週刊少年ジャンプ』6代目編集長を務める。以後、集英社全雑誌の責任者の専務取締役に。その後、白泉社の社長、会長を歴任。漫画業界の立役者として知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat

    言動の一貫性が支える信念。先入観や思い入れを最小限とする客観性と、優先度に基づいた言動。優先度とは、読者と作家。CS/ESを優先して最後がBS、全く同感。過去の成功体験の払拭を含めた文化を変えるための悪戦苦闘は、恐らく言葉以上のものだったろうと推察。ピッコロや北斗の拳の件など、同様のことは「嫌いな言葉」からも読み取れる。一方、悩ましいのが”才能。「才能発掘vs.育成」vs.焼畑農業。嗅覚かな。因みに巻末には、『メガヒットのコツ』の袋とじ!徹頭徹尾、読者志向ですね♪

  • akihiko810/アカウント移行中

    元「少年ジャンプ」編集長、マシリトこと鳥嶋和彦が過去の仕事を振り返る。印象度A+  鳥山明を見出し、「ドラゴンボール」を大ヒットさせた編集者。当時のジャンプ編集部内部や、本人の仕事論がきけて、かなり面白かった。読んだ印象では、「仕事の<結果を出すということ>一点に対してかなりシビア」な人なのだな、と思った。いわく、「漫画もジャンプも好きなわけではない、商人のせがれだから」とのこと。 雑誌部数至上主義の当時のジャンプにあって、メディアコンテンツで儲ける「360°ビジネス展開」を目論んでいたのは、すごい

  • Y2K☮

    あの鳥山明を発掘し、育てた怪物編集者。タイプとしてはジョブズに近い。未知への挑戦を好み、時間の無駄を嫌う合理的な革命家。クリエイターの才能に対する敬意は厳しすぎる要求と地続き。仕事が大変なのはやり方が悪いからで、それを変えてこそプロだと主張する。ワンピースやスラムダンク、鬼滅の刃といったヒット作に対するある種の苦言は、自分の中のモヤモヤを言語化してもらったようで気持ちよかった。口が頗る悪い反面、己への批判もフェアに吟味する。こういう人は成長速度が速い。「アラレちゃん」は見ていたけど原作は未読。読もうかな。

  • 小木ハム

    「ドラゴンボール」にイチから携わったジャンプ6代目編集長、鳥嶋さんの作家、作品への向きあい方。ボツを出すのは作家に才能を感じ、作品を「それでいいの?もったいない」と愛情と敬意を感じているから。その作品の向こう側には、お小遣いを握りしめた子どもたちがいる。鳥嶋さんは自分のためではなく、誰かのため、少年ジャンプの場合は子どもたちのために仕事をしている。剃刀みたいにキレキレで人を傷つけても厭わない方(正論を押し通す能力がある)ので普通の人は真似できないでしょう。巻末に袋とじがあってメガヒットを生む方法が、、笑

  • ようはん

    話している内容は過去の対談やインタビュー記事と共通している物も多いが新たに知る新事実やエピソードも多かった。鳥山先生関連だと見出した経緯やDr.スランプ、ドラゴンボールの誕生秘話は知られているが鳥山先生が長者番付トップに乗った日がよりにもよって自身の結婚式の前日で鳥嶋氏が単身必死こいてマスコミ対応に追われたり、連載疲れで車に乗ってる際に信号機の色が分からなくなる程ヤバい時あった先生のエピソードとかは初耳。そのキャラクター性はとやかく言われがちな鳥嶋氏であるが鳥山先生とは最強のタッグであったのは間違いない。

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