ことばを写す 鬼海弘雄対話集

鬼海弘雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582231304
ISBN 10 : 4582231306
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
189p;19

内容詳細

鬼才・キカイヒロオが、第一線で活躍する創作者たちと、ジャンルを超えて縦横に語り合う。

目次 : 大半の人生は「受け身」だと思うんです(山田太一)/ 写真自体がすでに「現在アート」なんだ(荒木経惟)/ 飾らなくていいんだ、と気持ちが楽になるんです(平田俊子)/ 僕も知らない世界に、読者と一緒に入っていく(道尾秀介)/ 人生に刻まれたものを写しとっちゃうから怖い(田口ランディ)/ 変なものだらけの今も時代が動いている(青木茂)/ 目礼できない本ってだめです(堀江敏幸)/ 必要なのは「ご飯を食べた?」のような言葉(池澤夏樹)

【著者紹介】
鬼海弘雄 : 1945年、山形県生まれ。写真家。人間の内奥を写し撮る作品の数々が、日本にとどまらず世界各国で大きな称賛を得ている。代表作に、市井の人々の姿を写した『PERSONA』(草思社、土門拳賞)など

山岡淳一郎 : 1959年、愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「人と時代」を共通テーマに近現代史、政治、経済、医療、建築などの作品を発表し続ける。一般社団法人デモクラシータイムス同人。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiha さん

    カメラマン鬼海弘雄の対話集。その相手は、アラーキーこと荒木経惟、気になる詩人平田俊子、8作も読んでいた道尾秀介、3作しか読んでいない池澤夏樹、お名前すら存じ上げていなかった青木茂(リファイニング建築)など。表現について語られている箇所に興味を持った。「現代人は文化を鑑賞するときに、わかるかどうかの一点で正しさに結び付けがち」という鬼海弘雄の言葉にうなずく。絵も写真も小説も、自分の中に何かがうごめくまで付き合わなければと思った。対話の合間に既読の『東京ポートレイト』『アナトリア』の写真が挟み込まれていた。

  • プル さん

    作家 堀江さんを目当てで読んだけれど、どれも面白かった。成熟している大人が発する言葉は気持ちがいい。正義を定規で測れると思う余裕のない今の日本の中のアメリカナイズされた世界観は、そもそも未熟が前提だから、それを丸っと日本に持ち込むのに違和感がある。それらを私は上手く表現出来ないけれど、この本ではその事にも触れてくれているような気がする。堀江さんが写る写真を初めて見た。堀江さんの文章や雰囲気が写真に現れている。写真家 鬼海(キカイ)さんの写真をこの本で見ることはできるけれど、せめて写真集で観てみたいな。

  • チェアー さん

    面白かったのは平田俊子さんとの対談。ことばは映像的であって、映像が言語的であって。寂しさを知らないと表現なんてできないよねえ、と二人でうなづいていたのが印象的。結局表現は自分なのだ。鬼海さんの語り口が彷彿としてよかった。アルメニアの写真集見たくなった。

  • Tenouji さん

    基本的には、構図と白黒の陰影が、その被写体の多くを語るんだろうね。浅草の磁場の話しをしているの印象的かな。

  • ありんこ さん

    平田俊子さんのエッセイに鬼海さんのことが書かれていたので、読んでみました。鬼海さんの写真は初めて見ましたが、タイトルのつけ方も独特で、印象に残ります。写真集も見てみたくなりました。堀江さんとの対談で、文章には景色があるという言葉があり、素敵だなあと思いました。写真も文章も向こう側を想像することが必要なんですね。

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鬼海弘雄

1945年、山形県生まれ。写真家。人間の内奥を写し撮る作品の数々が、日本にとどまらず世界各国で大きな称賛を得ている。代表作に、市井の人々の姿を写した『PERSONA』(草思社、土門拳賞)など

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