エラスムス闘う人文主義者 筑摩選書

高階秀爾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480017901
ISBN 10 : 4480017909
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
追加情報
:
224p;19

内容詳細

稀代の風刺文学『痴愚神礼讃』を世に送り、宗教改革の狂乱の時代に理性の普遍性と自由な精神を信じ続けた人文主義者エラスムスを描き出す渾身の傑作評伝。

【著者紹介】
高階秀爾 : 1932年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業。1954‐59年、フランス政府招聘留学生として渡仏。東京大学教授、国立西洋美術館館長、大原美術館館長、日本芸術院院長を経て、東京大学名誉教授。専門はルネッサンス以降の西洋美術史であるが、日本美術、西洋の文学・精神史についての造詣も深い。長年にわたり、広く日本のさまざまな美術史のシーンを牽引してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジュンジュン さん

    西洋美術史の御大と思想家の珍しい組み合わせ。まだ学生運動の余燼が燻っていた頃、教鞭をとってた自分自身とエラスムスの逆境が重なったとか。50年前の著作だが、そこは高階先生、読みやすい。神々の王ジュピターに多くの神々が道を譲るなか、テルミヌス神だけが拒否したという神話に由来する「我、何者にも譲らず」の成句。エラスムスが座右の銘にしたこの一句をキーワードに、激動の時代(宗教改革)を生きた生涯を跡付ける。

  • Go Extreme さん

    我、何者にも譲らず:不信と混乱の時代に 不信の時代:誰からも求められた ロッテルダムのヘラルド  変革への底流:神曲の影響 世界の終末・新しい宗教 古代へのめざめ:古典への没頭 学問と信仰の調和 修辞学 ふたつの友情:ジョン・コレット トマス・モア イタリアへの旅:ルネッサンス最盛期 ヴェネツィアの印刷業者:イタリアから得たもの アルドゥスのアカデミア ゆっくり急げ:寓意表現 痴愚神礼讃:人文主義的文化+民衆文化 道化の存在 宗教改革の嵐:なぜ戦争が起こるのか 嵐のなかの生涯 自由意志論争 栄光ある孤立

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高階秀爾

1932年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業。1954‐59年、フランス政府招聘留学生として渡仏。東京大学教授、国立西洋美術館館長、大原美術館館長、日本芸術院院長を経て、東京大学名誉教授。専門はルネッサンス以降の西洋美術史であるが、日本美術、西洋の文学・精神史についての造詣も深い。長年にわたり、広く

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