QED ventus 御霊将門 講談社文庫

高田崇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062765114
ISBN 10 : 406276511X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
15cm,373p

商品説明

「繫馬」――平将門の家紋が示す真の歴史を、桑原崇が解き明かす!
QEDシリーズ100万部突破記念

靖國神社を皮切りに、築土神社、神田明神、首塚、兜神社、烏森神社、稲荷鬼王神社、鎧神社、さらには成田山新勝寺へ。お花見に出かけたはずの棚旗姉妹と桑原崇だったが、いつしか将門ゆかりの地を巡る小旅行に。日本を代表する大怨霊、将門の真の姿とは、朝廷からの理不尽な要求をはね除けた救世主だった!?

内容詳細

靖国神社を皮切りに、築土神社、神田明神、首塚・兜神社、烏森神社、稲荷鬼王神社、鎧神社、さらには成田山新勝寺へ。お花見に出かけたはずの棚旗姉妹と桑原崇だったが、いつしか将門ゆかりの地を巡る小旅行に。日本を代表する大怨霊、将門の真の姿とは、朝廷からの理不尽な要求をはね除けた救世主だった!?シリーズ第12弾。

【著者紹介】
高田崇史 : 昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nobby さん

    シリーズ第12弾は〈~ventus~〉一冊まるごと将門。高校まで東京に住んでいたが、こんなにたくさん関係する神社や史跡があるとは知らなかった!何より道真・崇徳と並ぶ三大『怨霊』ではなく『御霊』なのだと見事に覆すのはお見事!鉄の如き巨大な身体や斬られた首が飛ぶまでの執念など既知のエピソードが導く粗雑な暴れん坊の印象が皆から慕われる紳士にまでひっくり返る衝撃!そこでまた語られるのはタタラ…そりゃ同じ『よろい』でも『甲』が『鎧』にかなうわけない!並行して描かれるストーカー話は次作への繋ぎとしても微妙だったけど…

  • gonta19 さん

    2009/11/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2017/6/25〜6/28 7年半ものの積読本。QED ventusシリーズで、今回は平将門がテーマ。関西人なので今ひとつ土地鑑もなく、作品世界に入り込みにくかったが、いつもながら興味深い説であった。シリーズ前作で登場した神山禮子が良いアクセントになっている。椹野道流さんの解説にあったが、次の河童がとてもきになるなぁ。いつ読める事やら。

  • ポチ さん

    再読。平将門も藤原氏の政治の為に怨霊のレッテルを貼られ、それが現在迄も続いていると思うと恐ろしく感じる。本当は怨霊ではない証拠として、将門公を祀っている神社は、怨霊封じの結界が張られていない。むしろ自由に駆け回って下さい!と解放感溢れる造りになっているとか。そして、何より庶民の味方だったから、今もたくさんの人々に慕われているのですね。機会があれば、本誌に掲載された将門公に関わる神社を参拝したいです(^^)

  • とも さん

    ★★★☆ventusシリーズラストは大怨霊将門をテーマに、福島、茨城、東京を駆け巡る。別にこの道筋を辿りたいとは思わないが、とはいえやはり将門、魅力がある。昔読んだ海音寺潮五郎の『平将門』と酷似する強いが優しすぎる将門像に酷似し、嬉しい半面哀しさもある。一つ言えることは、権力の前では出る杭は討たれる。そこに、三悪人と評される尊氏や非業の死を遂げた龍馬や西郷とオーバーラップし、だからこそ魅力的なのかもしれない。

  • ヒロユキ さん

    非常に地味な回だったけど、解説より河童への繋ぎみたいな部分もあるらしいので次作に期待。将門の考察に関しては今までのシリーズ通りの出来なので安心して読めます。

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人物・団体紹介

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高田崇史

1958年東京生まれ。明治薬科大卒。1998年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。古代から近現代まで、該博な知識に裏付けられた歴史ミステリーを得意分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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