QED -flumen-ホームズの真実 講談社文庫

高田崇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062934831
ISBN 10 : 4062934833
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
304p;15

内容詳細

シャーロキアンの展覧会に招かれた崇と奈々は、またもや事件に巻き込まれる。参加者の一人、槿遼子が会場である館の二階から墜落。遼子の手にはスミレの花が握りしめられていた。崇は事件の鍵を「紫」と指摘。ホームズと紫式部、物語と現実が綯い交ぜとなって奇想の結末へ。「QEDパーフェクトガイドブック」収録。

【著者紹介】
高田崇史 : 昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • hnzwd さん

    Q.E.D最新作。シャーロックホームズと源氏物語のつながりとか。。この作品以外で読んだことが無い!ミステリとしての作りはともかく、新たな視点を作った作品な気がします。やっぱり続きが読みたいシリーズ。

  • るぴん さん

    『伊勢の曙光』後の、おまけ的位置付けっぽい作品。『ベイカー街の問題』で登場した緑川女史が再登場し、再びシャーロキアンの集いで事件が起こる。でも今回は本当に事件が蛇足。最初から関係者が真実の証言をしていたら、ホームズや源氏物語や紫に関係なく解決してるよね…と1人で突っ込んでしまった。最後に緑川女史が語るホームズの話を書くための前座だったんだろうなぁとは思うけれど。女史の話は、本当にどこからが現実で、どこまでがフィクションなのか、さっぱりわからなくなる不思議な話だった。もし証拠が出てきたら面白いな〜♫

  • 山本真一郎 さん

    読了。文庫化を機に3年振りの再読。「ベイカー街の問題」以来に登場した緑川友紀子女史を契機に、再びシャーロキアンの集まりで起こる事件。事件の解決と同時に、「シャーロックホームズ」と「源氏物語」という一見接点の無さそうな二つが「紫」というキーワードで結び付いた時に明らかになる事実がとても興味深い。ノベルスの時と同じだが、やはりラストで緑川女史によって語られるホームズの真実は何度読んでも思わず唸ってしまう。何作読んでも色褪せる事と無縁だと感じるこのシリーズ、11月に新作が出るとの事。今からとても楽しみ♪

  • miroku さん

    読み残したQEDシリーズを読もうと。源氏物語とホームズ。曲芸が楽しい♪

  • とも さん

    ★★★★シャーロック・ホームズにはほとんど興味がないため、置きっぱなしになっていた。現実ではない、フィクションとノンフィクションの狭間とはを問う非常に高レベルな作品で驚いた。シャーロック・ホームズが実在だとすれば、を突っ込みに突っ込むのだが、それに対応させて源氏物語の紫の上と紫式部の謎を解き明かしていく想定外の面白さ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高田崇史

1958年東京生まれ。明治薬科大卒。1998年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。古代から近現代まで、該博な知識に裏付けられた歴史ミステリーを得意分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品