パンドラの鳥籠 毒草師 新潮文庫

高田崇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101200712
ISBN 10 : 4101200718
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
382p;16

内容詳細

丹後半島で二年前、生薬学者が姿を消した。地域には三百歳の魔女が棲むといわれる洋館があり、首なし死体も発見されている。編集者・西田真規は、薬学の鬼才にして唯我独尊博覧強記の毒草師・御名形史紋、その助手の神凪百合と共に謎を追う。浦島太郎の「玉手箱」とギリシャ神話「パンドラの箱」がリンクする時、真相に繋がる一筋の道が現れる。知的スリルに満ちた歴史民俗ミステリ。

【著者紹介】
高田崇史 : 1958(昭和33)年東京都生れ。明治薬科大学卒。’98(平成10)年『QED百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    浦島太郎の「玉手箱」とギリシャ神話の「パンドラの匣」が融合した神秘的な物語でした。知的なスリルが全体を包み込み、歴史と民俗学をガジェットに物語は進みます。この手の題材は好きなので、シリーズもののようですし、他の作品も読んでみたいと思いました。

  • hnzwd さん

    QEDシリーズのスピンオフ。毒を絡めながら、浦島太郎の真実にかなり踏み込んでます。というか久しぶりに無理矢理納得させられてしまうシリーズの雰囲気を感じたかもしれません。

  • つたもみじ さん

    シリーズ第三弾。相変わらず西田はチョロイ…そして阿呆だ。二年前、三百歳の魔女が棲むといわれている洋館に魔女の生薬を探しに行ったまま失踪した生薬学者・田所仁を探して欲しいと、星川涼花から依頼を受けた西田は、毒草師・御名形史紋と助手・神凪百合を含めた三人で丹後半島へと。浦島伝説「玉匣」と、ギリシャ神話「パンドラの箱」のリンク。祝や井筒家の秘密。現実の事件はサクッとした感じですが、歴史の掘り下げは今回も面白かったです。井筒家の敗因は妹の扱い方だな。あれでは中途半端すぎる。

  • とも さん

    ★★★★京都丹後で発生した現在の首なし事件と「魔女の鳥籠」と呼ばれる廃屋には、どうやら浦島伝説とが関連している。浦島太郎とは実在なのか、乙姫とは?この昔話には、何が隠されているんか。歴史の隠ぺいを明らかにする一冊。

  • おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず さん

    毒草師まんざい、ボケとツッコミ。

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人物・団体紹介

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高田崇史

1958年東京生まれ。明治薬科大卒。1998年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。古代から近現代まで、該博な知識に裏付けられた歴史ミステリーを得意分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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