サイパン特派員の見た玉砕の島 米軍上陸前のマリアナ諸島の実態 光人社NF文庫

高橋義樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769825630
ISBN 10 : 4769825633
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
16cm,325p

内容詳細

昭和十九年三月、『サイパンへ行け!』の社命でマリアナ諸島に送られた同盟通信社社会部記者の見た日米決戦の裏側―東条首相がが「難攻不落」と豪語した絶対国防圏の要衝となったサイパン島とグアム島の防備体制の実状と「あ号作戦」の破綻を自らの取材体験と共に描く玉砕の島の本当の姿。(敵が上陸したらひとたまりもない)との思いを抱きつつ、米軍に捕らわれるまでの道程を描いた異色のノンフィクション戦記。

目次 : 第1章 サイパン島に赴任/ 第2章 つかの間の平和な旅/ 第3章 緊迫するマリアナ諸島/ 第4章 戦いの前夜/ 第5章 米軍サイパン上陸・決戦発動/ 第6章 マリアナ沖海戦とグアム島/ 第7章 伊四十五号浮上せず/ 第8章 その後の報道班員

【著者紹介】
高橋義樹 : 大正6年、島根県に生まれる。昭和16年、日本大学芸術科卒業。在学中、同盟通信社に入社、昭和19年に海軍報道班員兼同盟特派員として従軍、米軍捕虜となる。昭和21年、帰国と同時に共同通信に復職。日本文芸家協会会員、日本ペンクラブ会員。ペンネーム・堀川潭。昭和54年2月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • CTC さん

    78年図書出版刊、08年光人社NF文庫。著者は同盟通信の記者で、一連のマリアナでの闘いに先駆けて、各島を巡った(グアム取材中に米軍上陸)。海軍は「中部太平洋方面艦隊」を19年3月に新編成。南雲忠一中将のサイパン着任はなんと米軍上陸の2ヶ月前だ。しかし海軍の備えは充分ではなく、南雲は着任直後の「島内巡視」で、掩蔽も不十分な沿岸砲台を見て激怒している。また海軍が民間労力を使って新建設された“オレアイ滑走路”は、風向きの関係で全く活用されなかった。著者は19年10月にグアムで投降(組織的抵抗終結の2ヶ月後)。

  • はな さん

    第二次世界大戦下、報道員として従軍した記者の手記。比較的のんびりとした南の国の空気を感じさせる前半はなかなか読み進まなかったけれど、恐怖がじわじわと迫りくる後半は一気に読み終わりました。戦争の現実。

  • 吉田よしこ さん

    ★★★★☆

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高橋義樹

大正6年、島根県に生まれる。昭和16年、日本大学芸術科卒業。在学中、同盟通信社に入社、昭和19年に海軍報道班員兼同盟特派員として従軍、米軍捕虜となる。昭和21年、帰国と同時に共同通信に復職。日本文芸家協会会員、日本ペンクラブ会員。ペンネーム・堀川潭。昭和54年2月歿(本データはこの書籍が刊行された当

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