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発達障害のある大学生のアセスメント 理解と支援のための実践ガイド

高橋知音

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760832910
ISBN 10 : 4760832912
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

発達障害のある学生への合理的配慮や支援のベースとなるアセスメントについて、ニーズ別の観点や連携方法、支援事例を踏まえた入門書。

目次より

第1章 高等教育機関における発達障害をめぐる現状と修学支援ニーズ
1.1 高等教育機関における発達障害をめぐる現状と課題
1.2 発達障害および関連する障害の理解と修学支援ニーズ
1.3 発達障害の理解
1.4 発達障害と関連する障害の理解
1.5 単純でない発達障害系の問題の理解
1.6 発達障害学生支援におけるアセスメントと支援

第2章 高等教育におけるアセスメント概論
2.1 高等教育におけるアセスメント
2.2 諸外国におけるアセスメントを担う専門家とその役割
2.3 日本におけるアセスメントを担う専門家とその役割
2.4 日本の高等教育におけるアセスメント体制の展開

第3章 修学支援のためのアセスメントの流れ
3.1 修学支援ニーズの把握
3.2 面接・聞き取りによるアセスメント
3.3 個別式検査によるアセスメント
3.4 大学生の機能的制約の評価に利用可能なその他の検査
3.5 テスト・バッテリーの組み方と留意点
3.6 アセスメント結果のフィードバック
3.7 倫理的配慮

第4章 アセスメントからオーダーメイドな支援へ
4.1 合理的配慮の根拠資料としての利用
4.2 大学入試における合理的配慮
4.3 日本の高等教育機関における授業および成績評価時の合理的配慮
4.4 スタディスキル・コーチング
4.5 「弱み」を補う支援技術
4.6 発達障害の診断あるいはその傾向のある学生の支援に携わる相談部署との連携

第5章 アセスメント結果を活用した修学支援事例の紹介
5.1 アセスメントが必要と判断された学生の対応事例の紹介
5.2 修学支援ニーズが高いと判断された学生への対応事例の紹介
5.3 アセスメント結果を活用してオーダーメイドな支援対応を行った事例の紹介
5.4 アセスメント結果を活用した修学支援における課題

【著者紹介】
高橋知音 : 信州大学学術研究院(教育学系)教授。ジョージア大学大学院修了(Ph.D.)。公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士‐SV。独立行政法人日本学生支援機構障害学生修学支援実態調査・分析協力者会議委員、全国高等教育障害学生支援協議会理事、日本LD学会副理事長。大学では教員養成、心理師養成に従事するとともに、研究では国内で初となる大学生年代を対象とした読み書きに関する検査を開発した。文部科学省の障害のある学生の修学支援に関する検討会では、3回にわたって委員を務めた

佐々木銀河 : 筑波大学人間系准教授。博士(障害科学)。公認心理師、臨床発達心理士。専門は発達障害であり、発達障害の診断や傾向のある大学生の支援に関する研究活動のほか、筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局業務推進マネージャーとして障害学生支援のマネジメント業務にも携わっている。特に、発達障害のある人を対象とした支援技術(Assistive Technology:AT)の開発や効果検証を行っている

中野泰伺 : 筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局助教。博士(障害科学)。公認心理師、臨床発達心理士。知的障害・発達障害のある児童生徒を中心とした生理心理学的アプローチや認知特性把握に基づく指導支援を専門とする。また、大学生を中心とした個別の心理教育的アセスメント、発達障害の診断や傾向のある大学生の修学支援に従事するとともに、文部科学省教育関係共同利用拠点(「ダイバーシティ&インクルージョン教育拠点」)の専任教員として、大学等の教職員を対象とした組織的な研修等を企画・実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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