くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町 ハーパーBOOKS+

高橋由太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784302100057
ISBN 10 : 4302100052
フォーマット
発行年月
2025年07月
日本
追加情報
:
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読書メーターレビュー

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  • ちょろこ さん

    猫が導くさよならの一冊。舞台は千葉県のローカル線、久留里線。白黒タキシード模様の猫のくるりが哀しみから抜け出せない人たちを路線図には載っていない「くるり駅」に導いてくれるファンタジックで温かいストーリー。二度と会えない別れほどつらいものはないなと改めて思う。後悔がずっと心に居座り、孤独に心呑み込まれる。そんな時に大切な人に出会えたら…揺れる主人公たちの心がせつなかったな。中でも猫のミケコ視点のお話は一途で無償の愛に泣けた。ずっとずっと一緒にいられたらいいのにね。あぁ、さよならってなんて勇気がいるんだろう。

  • タイ子 さん

    不思議な場所<くるり駅>まで案内をしてくれる白黒猫。誰もが行けるわけではなく、心に大きな穴が開いたような寂しさを抱えた人が偶然か必然なのか引かれるように電車に乗ってしまう。そこに待っていたのは、懐かしい顔と声。もうね、そこから涙が止まらないわけですよ。特に小さい子は亡くなった方も、亡くした方も可哀そうで。でも、生きてる人の人生は続く、いや続けなければいけないんです。そして、この不思議な町は生者も死者も悔いなくさよならをするためにある。悲しみを抱えた久三子さんの焼く醤油団子が食べたいな。

  • みゆ さん

    相次いでニャンを喪ったばかりの時に、この本の予約到着。供養と思って読みました。白黒猫に導かれ辿り着く、くるり駅。「さよなら」を言えなかった者が「さよなら」をするためにここはある。突然のお別れは受け入れ難い。いつもペア組んでた兄弟猫が突然の相方不在にニャアニャア激しく鳴いてます。呼んでも戻ってこないんだよ。この子もくるり駅でお別れできるといいのにな。そんなことを思いながら読了。

  • 涼 さん

    http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-a4317c.html サブタイトルが「白黒ねこと夕暮れの町」。表紙絵のかわいさもあって読んでみたのですが、「残念ながら……」という結果でした。同じようなパターンばかりなのです。

  • ポチ さん

    大切な人に別れを言えないまま、もう会えなくなってしまうのは辛すぎだなぁ。ちゃんと「さよなら」が言えるって悲しいけど大切なことなんですね。ミケコ…。

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人物・団体紹介

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高橋由太

千葉県生まれ。2010年、「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉として『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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