チロヌップのきつね きんのほしストーリー絵本

高橋宏幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784323002316
ISBN 10 : 4323002319
フォーマット
出版社
発行年月
1983年02月
日本
追加情報
:
24×25cm,48p

内容詳細

北海の孤島できつねの親子が平和に暮らしていた。しかし、戦争の余波は、この親子にまでおよんできて…。英語版・ドイツ語版が出版され、アニメ映画でも話題をさらった詩情豊かな絵本。

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子供の頃に親に読んでもらった絵本です。幼...

投稿日:2021/03/08 (月)

子供の頃に親に読んでもらった絵本です。幼いながらも胸が締め付けられ、自分の戦争や動物への思いに影響を与えたのかなと思います。今の若いお父さんお母さんもぜひお子さんに読んであげてほしいですが、でも今は悲しい話より楽しい話を読ませたい親御さんも多いのかもしれません。でも戦争は絶対に起こすべきでないし、そういったものに触れる機会はあるべきです。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat さん

    家族、親子の愛情。とうさんぎつね、かあさんぎつねの愛情表現。お気に入りのきつなんだけど、とても切なく、哀しい。動物も気持ちは人間と同じ!自然との共生。得撫島。今でもきつね、いるのかなぁ・・・。絵は、スケッチ調の柔らかく、優しさに溢れる。かあさんぎつねが、尻尾で傷ついた子供を温めるシーンが印象的。愛情が一杯、心に響く・・・。北方領土問題というと、”4島”と考えがちだが大小様々な島で成り立っているのを思い出させてくれる。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    著者の実体験に基づく、余りにも悲しく惨い物語。人間のせいで、こうやって貴重な野生生物の命が奪われ、自然が壊れて行く。

  • ダリヤ さん

    わたしたちがみだしている、しぜんのながれは、わたしのいまのせいかつのながれもちょくせつではなくても、どうぶつやしぜんのながれをみだし、いのちをうばっていっています。わたしたちは、てっぽうをうち、いのちをうばってはいませんが、みつりょうしゃとおなじことをしらずにしているんだと、とてもかんがえさせられます。きつねのおやこのふかいあいじょうに、ただ、ただ、なみだがあふれました。

  • めしいらず さん

    絵の優しい感じが、物語の悲しさ、生きる厳しさを一層際立たせる。

  • Gummo さん

    著者が昭和19年に千島列島のウルップ島で実際に体験した事柄を元に創作した絵本。人間の傲慢さの犠牲となったキツネの親子の悲しき物語。前半は子ギツネの可愛らしさが美しく描かれていてほんわかした雰囲気なのだけれど、後半は読むのがつらくなる。子供たちを守ろうとした親ギツネの深い愛情が心に沁みる。★★★★☆

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高橋宏幸

京都大学名誉教授。1956年千葉県生まれ。2022年京都大学(大学院文学研究科教授)退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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