アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 講談社現代新書

高橋和夫(1951-)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061490857
ISBN 10 : 4061490850
フォーマット
出版社
発行年月
1992年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,234,4p

内容詳細

宿命の地=カナン(パレスチナ)を舞台にくり返された、長く根深い歴史。流血の抗争はなぜ起こったのか?宗教や民族紛争、石油資源をめぐる思惑、難民問題など、複雑にもつれた中東問題を、国際政治のダイナミズムの中に位置づけ、解明する。

[著者紹介]
1951年、北九州市に生まれる。1974年、大阪外国語大学ペルシア語科卒業。1976年、コロンビア大学で修士号取得。1982年よりクウェート大学客員研究員。現在、放送大学助教授。お茶の水女子大学講師、東京大学講師も兼ねる。著書に、『燃えあがる海』――東京大学出版会――など。

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読書メーターレビュー

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  • Aster さん

    2回目の読了。簡潔にまとめてあるので何回でも立ち返り読んでしまう。パレスチナ問題と冷戦を関連付ける重要性を再確認した。

  • i-miya さん

    2014.02.25(02/07)(つづき)高橋和夫著。 02/25 (P026) ◎シオニズムと帝国主義。 シオンの丘−自分たちの祖先の地。 エルサレムのシオン。 シオンの丘。 この丘の名にちなんで、この運動「シオニズム」として知られる。 その推進者、「シオニスト」。 「国のない民へ、民のいない国へ」のキャッチフレーズ。 ユダヤ人の於パレスチナへの流れ、増す。 だが、そこは、民のいない国のどではなかった。 パレスチナ人の居住地であった。 

  • i-miya さん

    2014.01.12(01/07)(つづき)高橋和夫著。 (p024) ナポレオンと民族主義。◎ドレフュース事件の衝撃。 ユダヤ人に対する迫害事件。 ドレフュース=フランス軍参謀本部に勤務する唯一のユダヤ人、アルフレッド・ドレフュース大尉。 1894、ドイツのスパイであるとする、濡れ衣、エミール・ゾラら支援、無罪勝ち取るが、衝撃。 ユダヤ人は自らの国を持たなければならない。 

  • Aster さん

    これまでにも中東の本を読んだ、ってのもあるけれどパレスチナ問題がかなり分かってきた!面白いと形容していいものか分からないけれど、一つ一つの事実がとても興味深くて2日足らずで読めてしまった。しっかり解説している。モーゼからの宗教的な背景からではなくナチドイツ台頭からのユダヤ人の亡命から順を追って説明されていてとても分かりやすい。イランとイラクの区別も付かず、何故中東問題にアメリカが出てくるのかも分からなかった自分はもう居ない。

  • i-miya さん

    2013.08.30(再読)高橋和夫著。 2013.08.30 副題=パレスチナ問題の構図。 (まえがき)  中東にあふれているのは、解説書と和平案に関するものばかり、平和も和平もなかった。 しかしいま(1991.10)、アラブ・イスラエル紛争の歴史で、初めて包括的和平への真摯な機運、高まりつつある。 客観はない。 客観の顔をした主観でしかないだろう。 しかし、あえて、公平な記述という虹を追った。 つもりである。(1)桜美林大学経済学部、 (2)学習院大学法学部、(3)国際開発センター、(4)貿易研修セン

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