俺たちの「戦力外通告」

高森勇旗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863101944
ISBN 10 : 4863101945
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

プロ野球で戦った経験こそが誇りであり、未来への動機である―戦力外通告を受けた元・プロ野球選手25人に、自身も同じ経験を持つ著者が、インタビュー。雑誌「Wedge」の人気連載を書籍化!

目次 : 第1章 「戦力外通告」/ 第2章 インタビュー・25人の「戦力外通告」(松家卓弘―「究極の文武両道」右腕が捨てたかった「東大卒」の肩書き/ 井川慶―ダイエットで引退撤回、阪神の大エース・井川慶の生き方/ 奥村武博―史上初、プロ野球選手から公認会計士になった男/ 山崎武司―“頭脳戦”でクビからホームラン王へ這い上がった天才打者/ 石井琢朗―横浜日本一の立役者が広島移籍で得たもの/ 川上憲伸―中日黄金期の絶対的エースがこだわる「辞め際」/ 中村紀洋―引退試合を拒絶し“生涯現役”貫く稀代のホームランアーティスト/ 渡辺俊介―中学野球部補欠から世界一まで上り詰めたサブマリン右腕/ 岩村明憲―「ミスタースワローズ」が独立リーグを選んだワケ/ 屋鋪要―引退後に「鉄ちゃん」として名を上げた元盗塁王 ほか)

【著者紹介】
高森勇旗 : 1988年生まれ。富山県高岡市出身。中京高校から2006年横浜ベイスターズに高校生ドラフト4位で入団。田中将大、坂本勇人、梶谷隆幸らと同学年。12年戦力外通告を受けて引退。ライター、アナリスト、マネジメントコーチなど引退後の仕事は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    戦力外通告という言葉は残忍な部分はありますが、チームスポーツである野球では毎年必ずあるものであり、致し方ないのだろうなと感じました。みな吹っ切れているみたいですがそこに至るまでの苦悩は凄かったとだろうと思いました。佐伯選手、田代監督の話が良かったです。

  • あやっぴ さん

    ある日突然球団関係者から電話が来て事務所に呼ばれる…いつかテレビで見たことある『戦力外通告』。この本には26人のそれぞれが描かれている。私が驚いたのは2軍である程度成績を残しててもそうなってしまうことがあるということ。なんて厳しい世界なんだろう。引退後「まだまだ野球をやりたい」と思う中での新しい職探し…その葛藤は大変なものだと知った。

  • けいこ さん

    毎年この時期のニュースに心痛めると同時に次のステージでも頑張って貰いたいと強く思う。 岩村さん、屋敷さん、小早川さん等、懐かしい名前からあまり存じ上げない元選手まで。戦力外を宣告される日とその後をインタビューし纏めたもの。一握りの人しか立てない舞台で輝かしい光を浴びた後の挫折、プロとしてのプライド、葛藤、苦悩。今はどうしているんだろうとwikiで検索しながら読んだ。野球に携わる仕事をする人も全く別の道に進む人も、みな心の底から野球が好きなのが伝わってきた。

  • ドリル さん

    著者の高森勇旗と言う人が元プロ野球選手だったと知る人はよほどの野球ファンだと思う。以前、戸田にファームの試合を観に行った(わざわざ大阪から笑)時、河川敷に熱烈なファンか旗を掲げていたのを思い出す。また、仙台で行われたトライアウト(こちらもわざわざ大阪から)でも、一番声援を浴びてたのが高森勇旗やった。そんな印象しか持たれていない元プロ野球選手が書いた25人の元プロ野球選手達の話。雑誌の連載なので、簡潔にまとめられてて読みやすい。元プロ野球選手のセカンドキャリアでの頑張りに今後も期待したい。(★★★)

  • しぇん さん

    KindleUnlimitedで。プロ野球という特殊な世界で戦力外通告に焦点を当てた本作。取り扱い選手が多いので、一人一人が短いのが少し不満でした。有名選手も多かったです。エピソード的にはケーキの修行に10年、潜在開発など色んな生き方があるなと改めて感心しました。

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人物・団体紹介

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高森勇旗

1988年生まれ。高校卒業後、2012年まで横浜ベイスターズでプレー。引退後は、50社以上の経営に関わってきた。ライターとしても活動し、2018年からは世界中を旅する。これまでに、35カ国を渡り歩く

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