高木壮太

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本

荒唐無稽音楽事典

高木壮太

評価 : 5.0
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基本情報

ジャンル
：
アート・エンタメ
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 2050267266822
ISBN 10 : 0267266820
フォーマット
：
本
出版社
：
焚書舎
発行年月
：
2014年04月
発売国
：
日本

内容詳細

「知的特権階級のあなたに贈る超娯楽本」

映画『RAWLIFEとその時代』著書「プロ無職入門」バンド「LOVE ME TENDER」ではキーボードを務めるなど映像作家・エッセイスト・ミュージシャンとして独自の活動を展開する異端の鬼才・高木壮太氏の2014年新作・ブラックユーモア全開の異端過ぎる音楽事典が登場！

音楽に関する様々な専門用語から国内外問わず膨大な数のアーティスト・ミュージシャン・バンド・アイドル（グループ）・楽器・ジャンル・etc･･･とにかくありとあらゆる音楽に関するものを完全に高木壮太氏でしか有り得ない非凡かつ超異端な独自過ぎる視点で解説された全144ページに及ぶ笑いと混沌が交錯しまくる凄まじき中毒性を帯びた超娯楽本に仕上がっております。1ページ目から読んでもなんとなく開いたページを読んでも面白い、一人でも誰かと一緒に読んでも笑える、そして何度読み返しても何度でも楽しめる＆何度も読み返したくなるという鉄壁作品となっております。

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とにかく徹頭徹尾、爆笑に次ぐ爆笑で、ギャ...

投稿日：2014/05/13 (火)

とにかく徹頭徹尾、爆笑に次ぐ爆笑で、ギャグの密度が凄まじい話題の本。編纂者の高木壮太という人物は寡聞にして知らないが、一読してそのズバ抜けた教養、膨大な知識量、ユダヤ的なユーモアセンスには感服するほかない。民族音楽からテクノ、クラシックから邦楽まで、慎重に偏向を避けた編纂手法も作者の知性の賜物であろう。驚くようなトリビアも豊富にあり、図らずも没頭してしまう魅力がこの小さな本にはある。もちろん内容を堪能するには最低限のリテラシーは必須だが、知識欲ある人には音楽の入門書としての機能もある。しかしながらアーティストやそのファンを愚弄するような過激な表現の項目や、正体不明の狂気を感じさせる箇所も多く、この内容では一般の出版社からは到底出版できなかったであろうことも容易に理解できる。まさに地下出版物というにふさわしい現代の奇書だ。私が爆笑した項目をひとつだけ紹介する。 【カレン・カーペンター】Karen Anne Carpenter (1950-1983)〔人名〕もし「1970年代」になにか別称を与えるならば「カレン・カーペンター嬢がまだごはんをモリモリ喰べていた時代」が適当であろう。

デリック・エイプリル さん | 京都府 | 不明

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