きりえや偽本大全 名作文学パロディの世界

高木亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768459034
ISBN 10 : 476845903X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高木亮 ,  
追加情報
:
239p;20

内容詳細

こんな本などないっ!『罪と獏』『だいだ赤おに』『ぱしれメロス』…。幻のブックカバーがついに書籍化!名著がもっと楽しくなる、きりえやパロディの世界へようこそ!

目次 : 海外文学(ロシア文学/ イギリス文学/ フランス文学 ほか)/ 越境文学(ぼくの叔父さん/タイ人/ 風呂文学)/ 日本文学(説話・紀行/ 明治〜大正/ 昭和)/ おまけ

【著者紹介】
高木亮 : きりえ画家。1971年香川県生まれ。大学在学中独学にてきりえ制作を開始。のち「きりえや」を名乗る。叙情的風景画からパロディ作品まで、多岐にわたる作品中に通底するのは「かわいくて、おかしくて、少しだけ寂しい」世界。音楽教科書(令和2年度版・小学3年生)に作品が掲載される等、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 美紀ちゃん さん

    「ぱしれメロス」で大爆笑。「だいだ赤おに」も好き。たのむぞ!と期待したい。「罪と獏」何をした? 「アンナ、カレーにな…」何を入れたんだ? 「長靴をかいだ猫」嗅ぐんじゃない! など、帯のツッコミも、ものすごく面白すぎる。 笑った。 生徒に「面白い本ありますか?」と聞かれることがよくある。 感動する本?と聞き頷く生徒には感動する本を紹介するけど、 笑える本?と聞いて頷く生徒には これを紹介したい。

  • pohcho さん

    きりえ画家さんによる名作文学パロディブックカバー作品集。冒頭の「罪と漠」(罪と罰)牢屋に入っている漠は一体何をしたのか。「リチャードさんせい」(三世)は、学校机に座った王様が手を挙げてる。「人形の家」は「任侠の家」、「赤毛のアン」は忍者赤影!「星の叔父さま」(王子様)に「伊豆のホドリゴ」(踊り子)。「蟹光線」は蟹がビーム出してるし、「だいだ赤おに」は鬼の代打?もうずっと笑いながら読んでいた。あー楽しかった。偽本のあらすじも面白かった。きりえもすごい。

  • 活字の旅遊人 さん

    令和三年十一月二日の日本経済新聞朝刊文化面で知った一冊。切り絵画家さんの「偽本ブックカバー」。タイトルだけでなく、ストーリーも練られている。そしてもちろん、内容に即した切り絵が素晴らしい。十年以上前から続けられていたそうで、感服です。思いついたところを詳細に作っているようなので途切れる話もあるのだけど、コアなファンが繋げてしまいそうだよね。ブックカバーとしてぜひ欲しいのは、「長靴をかいだ猫」「母をたずねて三千人」「浦島だろう?」「大きなこぶ」。「王子と叔父貴」以降の叔父さんシリーズも楽しい。

  • ともこ さん

    あまりにも辛いニュースの多い年明け。読みかけの本は後回しに、名作文学パロディーでしばし笑おう。「罪と獏」「カラマーゾフの正体」「ジキル博士と毎年」「美女と柳生」「長靴をかいだ猫」「ぱしれメロス」「おおかみと七ひきのおやじ」「エデンの干菓子」「トム・ソーヤの猛犬」「母をたずねて三千人」「ニルスの不思議な足袋」「やもめのジョナさん」「星の叔父さま」「ぼくの細道」「金色打者」「ぽっちゃん」「不美人そう」「だいだ赤おに」「ヒルマの賭事」「人間ひっかく」よくもまぁバカげたことを!ああ!おもしろかった!

  • すい さん

    切り絵作家さんが世界の名作のパロディ本の表紙を作ってみたら・・・。こんな面白い本ができてしまうんだなぁ。これはもう、興味を持ってもらえた方は実際に手に取って見てもらうしかない本です。

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