カム・ギャザー・ラウンド・ピープル 集英社文庫

高山羽根子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087445596
ISBN 10 : 4087445593
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
追加情報
:
200p;16

内容詳細

おばあちゃんは背中が一番美しかったこと、下校中知らないおじさんにお腹をなめられたこと、高校時代にニシダという話のつまらない男友だちがいたこと。小さな記憶を積み重ねて大人になった「私」は縁あって東京を記録する映像作家のイズミと知り合う。彼女がSNSにあげた映像の中、美しいピンクのワンピース姿でデモの先頭に立っていたのはあのニシダで―。表題作を含む4作を収録。

【著者紹介】
高山羽根子 : 1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。2010年「うどんキツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作を受賞しデビュー。16年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞、20年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小太郎 さん

    持ってたのは単行本だけど書影が出ません。単行本は「カムギャザーラウンドピープル」のみが収録。勿論積読本。確か題名に惹かれて買ったような気がします(ボブデュランだよね?)主人公のモノローグによって語られるこの物語。不思議なリアリティに満ちた話、話は少しづつズレながら進んでいきます。このズレがこの話の骨頂ではないかと。★3.5

  • YO))) さん

    集中巻末の『マンディリオンの犬』が特に良かった。 嘗ても今も人々と共にいた・いる犬たち。 彼らに纏わる場所や人々の記憶の結実としての像・形─或いは奇跡の結実としてのイコン。 形あるものの補集合としての宇宙。

  • 一柳すず子 さん

    表題作の渋谷の町を逃げ回る描写がリアル。友達おせっかいはやめてやれよ。会いたくない相手には会いたくないのも大人の自由なんだよ。

  • Decoy さん

    独特な味わいを持った4作品。表題作が、特に良い。話がポンポン飛んで、一見散漫な印象を受けるが、どうもあえて採った手法で、ベースに忘れたい・無かったことにしたい記憶が潜んでいることが何となく見えてくる。この「何となく」の匙加減に、巧さを感じた。

  • のじ さん

    帯にひかれて買ってみたけど、4編のうちそとっかわの2編はとにかくわからない。どことどこがどうつながっているのか、この人とこの人の関係性はどうなっているのかとか。3つめの「透明な街のゲーム」がそんな中では独特の空気感を持っていてよかったかも。全体にとにかくむずかしかった。

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