ライブ・アット騒 阿部薫、鈴木いづみ、フリージャズメンとの日々

騒恵美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : DUBK003
ISBN 10 : DUBK003
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
334p;19

商品説明

『騒』でのナマ録の阿部薫のテープを、朝から何時間も聴いていたことがある。ハシゴの最上段から飛んで千切れた才能の音のカケラが、今でも私の裡に浅からず刺さっている。 友川カズキ(帯文より)

突然持ち込まれた出版依頼は、その日が訪れるちょうど1年前のことだった。約30年前の日本フリージャズ界が見せた盛衰の動乱期に、自身が経営するライブハウスで作られた数々のミュージシャン伝説。これを原稿にまとめたいのだという。直後より阿部薫、鈴木いづみ、他多くのフリー奏者の名を挙げつらい、自らを断罪するかのように彼らを取り巻く極上の物語が原稿用紙に書き殴られていった。ほの暗い過日が長い年月を経て琥珀のように凝固し、美しい輝きを見せていた。年配女が吐くただのあぶくに過ぎないと騒恵美子は言うだろうが、そんなことはない。これまで検証されずにきた業界の側面から鋭くスポットを当てた、貴重にして生々しい証言集だ。ただ自著の完成を前に、彼女は報われて阿部薫が待つ世界へと旅立っていた。 (編者推薦文)

騒 恵美子(がや えみこ)
伝説のサックス奏者、阿部薫がその晩年に根城とした東京・初台のライブハウス“騒 (GAYA)”のオーナー。1943年2月27日、東京中野生まれ。20代後半に長野県伊那で近藤等則、梅津和時、土取利行らの衝撃的な音と出会いフリージャズに開眼、自分が聴きたい一心でライヴハウスを開店する。77~84年の7年間、様々な音楽性の演奏家を出演させ、聴く側をフリーにしてくれるジャンルではない「フリー」を求め続けた。2011年10月20日、癌のため逝去。

内容詳細

目次 : 序章―阿部薫を探して/ “騒(GAYA)”のことを書こうと思った/ 阿部薫のこと、鈴木いづみの想い出/ 二人はとてもよく似て/ 永遠の命を持った二人/ あの人たちの素顔/ “騒(GAYA)”という店をはじめたわけ/ あの日、あの時、見た景色/ テレビ収録のいらだち、その後の顛末/ あのさぁ、君はどう思うの?と阿部は訊いた〔ほか〕

【著者紹介】
騒恵美子 : 伝説のサックス奏者、阿部薫がその晩年に根城とした東京・初台のライブハウス“騒(GAYA)”のオーナー。1943年2月27日、東京中野生まれ。20代後半に長野県伊那で近藤等則、梅津和時、土取利行らの衝撃的な音と出会いフリージャズに開眼、自分が聴きたい一心でライブハウスを開店する。77〜84年の7年間、様々な音楽性の演奏家を出演させ、聴く側をフリーにしてくれるジャンルではない「フリー」を求め続けた。2011年10月20日、癌のため逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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伝説のサックス奏者、阿部薫がその晩年に根城とした東京・初台のライブハウス“騒(GAYA)”のオーナー。1943年2月27日、東京中野生まれ。20代後半に長野県伊那で近藤等則、梅津和時、土取利行らの衝撃的な音と出会いフリージャズに開眼、自分が聴きたい一心でライブハウスを開店する。77〜84年の7年間、

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