語るに足る、ささやかな人生 アメリカの小さな町で

駒沢敏器

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140054826
ISBN 10 : 4140054824
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
追加情報
:
20cm,279p

内容詳細

ここには乾いた温もりがある…。アメリカ全土に無数に散らばるスモールタウン。そこで出会った人々は、生きることの基本的な意味を教えてくれた。心温まる13の短編で紡ぎ出されるロード・フォークロア。

【著者紹介】
駒沢敏器 : 1961年東京生まれ。専攻はアメリカ研究学。雑誌「SWITCH」で編集者・取材記者を務めた後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おさむ さん

    アメリカのスモールタウンを巡るロードムービー。CNNのニュースには出てこない等身大のアメリカとその良心があります。ノンフィクションかとは思えぬ程の完成度。2005年の作品ですが、忘れられない一冊になりました。最も心にしみたのは、『ものを作る行為はアメリカでは建国という行為と直結している。それは常に自分を確認する作業を伴う。「セルフ」に向き合い、何故生きているのか、まるで何故生活しているのかに突き当たる』でした。

  • Shimaneko さん

    自分も同じ90年代、中西部の地方都市に住んでたことがあるので、ここに出てくるようなスモールタウンではないものの、当時のいろんな景色や匂いを懐かしく思い出しつつ読了。職場のカフェテリアのメインシェフが南部出身だったので、fried green tomatoes や beef barley が絶品だったこととか、現地で免許を取った直後の初インターステートとか初モーテルとか。かれこれ30年近く前の記憶がどっと蘇ってきて、くらくらしちゃった。アメリカも、なんかもう別な国になっちゃったからねぇ。。。

  • tomo さん

    広大な大地に点在するスモールタウンを繋ぐようにアメリカを横断するというのが旅のテーマ。忘れられた土地に暮らす、無名の人々の「語るに足る物語」はどれも人生について考えさせられるものだった。広大で荒涼とした大地や、どこまでも真っ直ぐに続く風景の変わらない道、車の巻き上げる砂埃、錆びつき色褪せたルート66のプレート。旅の全てを助手席から眺めているような気持ちで読んだ。旅の情感が伝わってくる。 幾つになっても、ドライブインシアターは私の憧れ。

  • かみーゆ さん

    アメリカのスモールタウンを巡り、ささやかな、でも語るに足る人生にふれていくロードノベル。いやー素晴らしかった。。こういうアメリカってまだあるんですね。このなかで駒沢さんが話を聞いた人たちって、「こんな町にも物好きな日本人が来たことがあるんだぜ」って覚えてるんだろうな。自分のことが本当に日本で本になって読んでる人がいるって知ったらどんな反応するんだろうとか考えるとちょっと楽しい。駒沢さんの文章好きです。素敵な一冊でした。

  • takao さん

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品