政治・経済・信仰から読み解く日本「国体」の真実

馬渕睦夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828418063
ISBN 10 : 4828418067
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
238p;19

内容詳細

グローバリズム対ナショナリズムを超えて
これが21世紀を生きる国体論!

グローバリズムにより、各国独自の文化が破壊される一方、「イスラム過激派」による民族対立でナショナリズムが噴出する国際情勢。
だが国際社会共存のヒントは天皇と国民が一体である「和」と、西洋の階級闘争史観ではなく分相応を説く「役割分担史観」、一神教をも創りかえる力を持つ「多神教」という日本の国体にこそあった。
国際社会における特異な日本の国体を政治、経済、信仰の観点から元大使がわかりやすく解説する新・国体の本義。

【著者紹介】
馬渕睦夫 : 元駐ウクライナ兼モルドバ大使、前防衛大学校教授。1946年京都府に生まれる。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。外務本省では、国際連合局社会協力課長、文化交流部文化第一課長等を歴任後、東京都外務長、(財)国際開発高等教育機構専務理事を務めた。在外では、イギリス、インド、ソ連、ニューヨーク、EC日本政府代表部、イスラエル、タイに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • T坊主 さん

    著者は元大使、このような思考の大使が何人いるの?経済界出で大使になった売国的な人もいたが。1)自虐史観からの脱却こそ、他国と共存する事が可能になると、自らの歴史に誇りを持つ教育をするべきです。2)本来の最大の穢れとは、心が自我、我欲に支配されている状態。日々精進したいものです。3)経済の発展を目に見える数字だけで判断する習慣から転換しよう。4)新自由主義経済とは経済活動において個人主義を徹底するという事で日本の国体に合わない。又tppは国体に合わない。5)今は国難の時、時代にあった復古主義に回帰すべき。

  • シモネッタ さん

    古事記における神道の復習と大和心の必要性を説く。面白い

  • Honey さん

    めまぐるしく変動する世界情勢、そして日本の社会。これからいったいどうなるんだろう? というか、どういう心構えで生きていけばいいのだろう? といったところへ、まず私たちはそもそも何者か、それを十分自覚できているか? どこから考えていけばいいのか? そんな問いに答えてくれる貴重な1冊のような気がします。

  • おっくー さん

    広島のジュンク堂で衝動買いした本。国体という言葉は良く聞くが意味するところは明確にはわかりずらいので興味深く読んだ。古事記を読みたくなった。日本の昔からの考えを学びたい。物的欲求が溢れているなか、見えないもの、精神的な面の話は理解しやすく、考え直すきっかけになった。

  • 父帰る さん

    古事記を紐解きながら、日本の『国体』の真実に迫る。日本人として世界に日本の立ち位置を示す。なぜ天皇の下に国民がまとまっているのか、つまりそれは、天皇と高天原の神々が連結しておられるだけではなく、国民も高天原の神々と連結しているからであると。天皇と国民はこのように連続性が存在する運命共同体であると。我が国は神代の昔から君民が互いに支えあって国を運営してきた唯一無二の国であることを忘れてはならないと。既に著者の境地は信仰の域に達しているようだ。

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馬渕睦夫

元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、元吉備国際大学客員教授。1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。1971年研修先のイギリス・ケンブリッジ大学経済学部卒業。2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経

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