降らなきゃ晴れ さすらいのキャンパー探偵 双葉文庫

香納諒一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575522495
ISBN 10 : 457552249X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
279p;15

内容詳細

架装したフォルクスワーゲン・タイプ2をねぐらに、フリーのカメラマンと探偵の二足の草鞋を履く辰巳翔一。富士山の撮影で訪れた精進湖で、同じく天気待ちをしていた岩井という男と知り合うものの、数日後、彼が死体で発見される。直前に岩井のバンが車上荒らしに遭っていたことに不審を覚えた辰巳は、持ち去られたカメラの行方が気になる。アマチュアカメラマンは何を目撃し、カメラに収めたのか?辰巳はその死の真相を追う。(表題作より)漂泊の探偵が出遭った三つの事件を所収。「さすらいのキャンパー探偵」シリーズ開幕!

【著者紹介】
香納諒一 : 1963年横浜生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務の傍ら、91年「ハミングで二番まで」で第13回小説推理新人賞を受賞し、92年『時よ夜の海に瞑れ』で長編デビュー。本格派ハードボイルド作家として注目を集め、99年『幻の女』で第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    キャンピングカーで生活するカメラマン兼探偵の物語。さすらってるわ。ミステリーというより、ハードボイルドという感じ。キャンピングカーで行く先々の風景の描写が脳内に浮かびあがり、読んでて辰巳さんのアシスタントになって一緒に旅してる気分になる。辰巳さん、外にいる事が多いせいか気持ちが大きくなるのか、見知らぬ人と気軽にうち解け、一緒に食事や酒を飲めるのが羨ましい。外で飲むウイスキー良さそうだ。アウトドア苦手な自分もアウトドアしたくなる。でも無理だ(笑)久しぶりに追いかけたくなるシリーズ物。どんどん続きを読みたい。

  • aquamarine さん

    改造したフォルクスワーゲン・タイプ2をねぐらにし、フリーカメラマンと探偵という二つの顔で、行く先々で事件に関わる辰巳。他の香納さんのハードボイルド系と比べると薄めですが、それでもそのようなシーンはそこそこあり、香納さんらしいものなのだと思います。主人公が信念をもって動くので好感が持て、中編三つを細部まで堪能しました。中でも印象深いのは辰巳の過去にも関わる「バーボン・ソーダ」。苦い余韻が後を引きます。こちらはシリーズで3ヵ月連続刊行だそうです。辰巳はこの後どんな顔を見せてくれるのでしょうか。

  • タイ子 さん

    フォルクスワーゲンバスに乗って各地をさすらうフリーカメラマンの辰巳。もう一つの仕事は探偵業。その先々で出会う事件と依頼人。そんなご都合主義なと思ってしまったら読む価値なしですよ。ま、そこは香納諒一さんですから事件にも裏があり人間模様も面白いです。3つのミステリ短編集の中の「バーボン・ソーダ」が好き。3カ月続けて続編が刊行されるみたいなので読みたいと思います。

  • papako さん

    表紙のワーゲンバスにひかれて。キャンパー(日本で言うキャンピングカー)で生活するカメラマンで探偵の主人公が、撮影先で遭遇する事件。思っていた以上にハードボイルドでした。読み始めは、シリーズ続き買おうかどうか悩んだけど、結局読もうかなと思えるくらいには楽しめた。キャンパーで好きなところに出かけて、写真で生活して、美女を助ける探偵業。男の夢かしら。サブタイトルの『降らなきゃ晴れ』はいい言葉。言った本人はわかっていなかったけど。

  • drago @GW車中泊旅行計画中。 さん

    架装したフォルクスワーゲン・タイプ2をねぐらに、フリーカメラマンと探偵を兼業する辰巳翔一。(表題作)富士山の撮影で訪れた精進湖で、同じく天気待ちをしていた岩井という男と知り合うが、数日後、死体で発見されるー。短編3話。 ◆憧れのキャンパー暮らしを疑似体験できるかと期待したが、その描写を楽しめるのは1話目だけ。後はちょっとハードボイルドな探偵小説といった感。 ◆ややご都合主義的な偶然が多いが、物語としては人情味があって面白かった。 ◆自分が健康なうちに、キャンパー生活をできる日は来るのだろうか…。 ☆☆☆+

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人物・団体紹介

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香納諒一

1963年、神奈川県生まれ。91年、「ハミングで二番まで」で小説推理新人賞を受賞。99年、『幻の女』で日本推理作家協会賞を受賞。主にハードボイルド、ミステリー、警察小説のジャンルで旺盛な執筆活動をおこない、その実力を高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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