日本語教師の省察的実践 語りの現象学的分析とその記述を読む経験 神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学会研究叢書

香月裕介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784861107603
ISBN 10 : 4861107601
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
追加情報
:
432p;22

内容詳細

「実践の記述を読む」経験はどのような省察につながるか。日本語教師の専門知・実践知のありようを、教師自身の語る/読むという経験から考察。主観と客観をつなぐ現象学的分析を採り入れることで、知覚・意味づけといった個々人の経験から教師の専門性を解き明かし、それを読むことをとおして読み手の省察、および自他理解への新たな視点をもたらす。

目次 : 第1章 研究の出発点/ 第2章 日本語教育における教師研究/ 第3章 現象学と現象学的研究/ 第4章 研究の枠組み/ 第5章 調査と分析の方法/ 第6章 星野さんの語り/ 第7章 足立さんの語り/ 第8章 星野さんと足立さんの語りから見えること/ 第9章 星野さんと足立さんによる省察―実践の記述を読んだ直後の語り/ 第10章 コロナ禍での星野さんと足立さんの実践―実践の記述を読んで一年後の語り/ 第11章 研究のまとめ

【著者紹介】
香月裕介 : 神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部准教授。2019年、大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位修得退学。博士(日本語・日本文化)。大阪外国語大学外国語学部を卒業後、タイ国ランシット大学教養学部、独立行政法人国際交流基金関西国際センターなどで日本語教育に携わる。2015年に神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部に着任し、講師を経て2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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香月裕介

神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部准教授。専門は日本語教育、教師研究

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