新哲学対話 ソクラテスならどう考える?

飯田隆 (哲学者)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480843142
ISBN 10 : 4480843140
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
飯田隆 ,  
追加情報
:
320p;20

内容詳細

「よい/悪い」に客観的な基準はあるか?人工知能は人間と同じように思考することができるのか?言葉の「意味」とはいったい何か?「知っている」とはどういうことか?そのための条件が不可避的にはらむパラドックスとは―「価値」「人工知能」「意味」「知識」をめぐる問いは現代哲学の超難問だ。もしも、ソクラテスとその素晴らしい仲間たちが今に甦って、こうした問いをめぐり侃侃諤諤議論を始めたら、どのような「対話篇」が生まれるだろうか。甦った古代の賢人たちが哲学的難問をめぐり繰り広げる知の饗宴。

目次 : 序 台所の言葉で語る哲学/ アガトン―あるいは嗜好と価値について(アポロドロスの話/ 議論のはじまり ほか)/ ケベス―あるいはAIの臨界(発端/ ソクラテス登場 ほか)/ 意味と経験―テアイテトス異稿(言葉の理解のために必要な経験とは何か/ 意味は経験できるか ほか)/ 偽テアイテトス―あるいは知識のパラドックス(「この文が真であることをだれも知らない」/ 「自己言及」が問題ではないし、また、それを避けることもできない ほか)

【著者紹介】
飯田隆 : 1948年北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学で教え、日本大学文理学部教授。慶應義塾大学名誉教授。科学基礎論学会理事長と日本哲学会会長を務めた。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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