基本情報
内容詳細
1985年8月12日、群馬県・御巣鷹の尾根に日本航空機123便が墜落した。死者520人、奇蹟の生存者はわずか4人だった。当時、最前線で全遺体の身元確認にあたった著者が、未曾有の大事故のご遺族や関係者を訪ねた。落下する機中で書き残された遺書が遺された家族の中に生きているさま、ひとり息子を失った母親のやり直しの人生…極限の惨状を共有した者だけに語られる心の叫び、魂の声がここにある!
目次 : 第1章 遺族たち(第一発見者の思い/ 炎上をまぬがれた遺書 ほか)/ 第2章 生存者たち(御巣鷹山のある村/ 事故発生時の態勢 ほか)/ 第3章 自衛隊員たち(もっとも凄惨で苛酷な現場/ 第一空挺団、出動 ほか)/ 第4章 医師、看護師たち(生存者が移送されてくる/ 四人を病院に収容するまで ほか)/ 第5章 葬送のとき(葬儀屋は、見た/ 警察から「棺桶は何本あるか」 ほか)
【著者紹介】
飯塚訓 : 1937(昭和12)年、群馬県に生まれる。日本大学法学部卒業。1960年、群馬県警察官として採用され、以後、警察本部課長、警察署長、警察学校長等を歴任。1985(昭和60)年、高崎署刑事官在職時に、日航機墜落事故が発生、身元確認班長になる。1996年、退官。現在は、講演活動などを通じて、日航機事故の語り部として、命の尊さを伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
飯塚訓
1937(昭和12)年、群馬県に生まれる。日本大学法学部を卒業後、1960年群馬県警察官として採用される。以後、刑事、刑事官、警察本部課長、警察署長、警察学校長等を歴任。この間、日本列島を震撼させた大久保清事件、連合赤軍事件、功明(よしあき)ちゃん誘拐殺人事件など、多くの事件の捜査捜索にかかわる。1
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