密室ミステリガイド 星海社新書

飯城勇三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065322178
ISBN 10 : 4065322170
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;18

内容詳細

“密室”の独奏と変奏の歴史を辿る本格ミステリガイド!密室ミステリ、それは本格ミステリというジャンルにおける最長・最大のテーマです。先行する作家が生み出した密室トリックをジャンピングボードとし、後続する作家が更なる斬新なトリックやバリエーションを追究する―その連鎖により、古今東西で数多の密室ミステリの傑作が生み出されてきました。本書では、密室の独創と変奏の歴史を確かめるべく、『モルグ街の殺人』から始まる海外20作+『本陣殺人事件』から始まる国内30作の密室ミステリ・ベスト50をセレクト。問題篇ではネタバレなし・すべて図版付きで紹介し、解決篇ではネタバラシして考察します。新たな“密室”の可能性を切り拓くため、密室の歴史をこの本と共に駆け抜けましょう!

目次 : 第1部 密室ミステリ・ベスト50 問題篇(海外篇ベスト20/ 国内篇ベスト30)/ 第2部 密室ミステリ・ベスト50 解決篇(海外篇ベスト20/ 国内篇ベスト30)

【著者紹介】
飯城勇三 : ミステリ評論家・翻訳家。評論と翻訳の両面から日本の本格ミステリシーンに寄与し、とくにエラリー・クイーン研究の第一人者として知られる。本格ミステリ大賞・評論部門を『エラリー・クイーン論』(論創社)、『本格ミステリ戯作三昧』(南雲堂)、『数学者と哲学者の密室』(南雲堂)で三度受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Sam さん

    密室ミステリが特別好きというわけでもないのだがどんな作品が取り上げられてるのか興味があって読んでみた。取り上げられた作品は50作(既読は12作だった)。まず「問題編」で作品のあらましを紹介し「解決編」で密室のタネ明かしをするという凝った構成で、よく考えられている。未読の作品もつい「解決編」を読みたくなるが取り敢えずそこは我慢(なので「読んだ本」にはならないのかもしれないけど)。個々の作品紹介だけでなく「密室の分類」「密室作成動機の分類」といったコラムもなかなか興味深く、著者の博識ぶりに感心しながら読んだ。

  • ハスゴン さん

    タイトルからして読まない訳にはいかないですね。 また違ったテーマで出してほしいです。

  • Kanonlicht さん

    182年前に発表されたポーの『モルグ街の殺人』から現代の新本格ミステリまで、海外20作品、国内30作品の密室ミステリを、問題編と解決編(ネタバレ)に分けて紹介。これを読むと、新作として発表される密室ミステリのほとんどが過去作に類型を持つものだとわかり驚く。それだけ長い歴史の中で、あらゆるパターンが出尽くしているということ。そのうえで作家たちがいかにオリジナリティを加えるかということに知恵を絞るからこそ、密室ミステリは面白い。

  • のざきち さん

    「密室」の歴史を辿るガイドブック。『モルグ街の殺人』から始まる海外20作と『本陣殺人事件』から始まる国内30作の密室ミステリ・ベスト50をネタバレ無しの「問題編」とネタバレした上で作品を考察する「解決編」に分け、且つ読んだだけではよく分からなかったトリックには図解が挿入されるなど工夫もあり、SRの会元編集長ならではの視点で密室ミステリの愉しさ、奥深さが語られています。昔読んで忘れていた作品や未読の作品など、気になる題名も数多くあったので何とか息絶えるまでに(笑)全作読んでみたい。

  • あんこ さん

    海外20作、国内30作の密室ミステリーを取り上げ、問題篇で事件の説明と見取り図、解決篇でネタバラシして解説しています。これ、未読作の解決篇を読む=その作品を読んで楽しむことを放棄することなので、大半を読んだことない私にはこの本を読む資格がなかったわ。

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