SFにさよならをいう方法 河出文庫

飛浩隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309418568
ISBN 10 : 4309418562
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
追加情報
:
317p;15

内容詳細

「この中のいくつかは私の最上の小説作品と肩を並べているか、見方によっては凌いでいるとさえ思う」(飛浩隆)。名作SF論から作家論、書評、エッセイ、批評、自作を語る、対談、インタビュー、帯推薦文の舞台裏まで、日本SF大賞二冠作家による貴重な非小説作品を集成。単行本未収録作も多数収録。

目次 : 第1部 読んだもののことなど(読書日記/ ガチSFだが、ふつうの小説として/ 佐藤哲也『妻の帝国』を読んで/ いま、ここにある情景―佐藤亜紀『ミノタウロス』/ 人と宇宙とフィクションをめぐる「実験」―『マインド・イーター(完全版)』刊行に寄せて ほか)/ 第2部 書くこととその周辺(「日曜作家登場!!」/ 腕をふりまわす/ ベストSF2004国内篇第1位に寄せて―『象られた力』/ 受賞のことば―第26回SF大賞『象られた力』/ 受賞のことば―第6回Sense of Gender賞大賞『ラギッド・ガール』 ほか)

【著者紹介】
飛浩隆 : 1960年、島根県生まれ。島根大学卒。81年、「ポリフォニック・イリュージョン」で第1回三省堂SFストーリーコンテストに入選、「SFマガジン」に掲載されてデビュー。92年までに同誌に10編の短編を発表。その後10年の沈黙を経て、2002年に長編『グラン・ヴァカンス 廃園の天使1』を発表、一躍脚光を浴びる。05年、『象られた力』で第26回日本SF大賞、07年『ラギッド・ガール 廃園の天使2』で第6回Sense of Gender賞、18年、『自生の夢』で第38回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふりや さん

    単行本『ポリフォニック・イリュージョン』の中から作品論、エッセイなどの非フィクション作を独立して文庫化した作品。非常に興味深い内容で楽しく読めました。飛さんの小説を読んだことのある人なら手に取って損は無いと思います。特に面白かったのは書評、文学賞の選評、自作の解題、帯文に関するエッセイなど。飛さんの小説は重厚でスケールが大きく、読むのに体力を使いますが、こちらの作品は肩肘張らずに気楽に読めます。と言っても、文章の鋭さはさすが飛浩隆、と唸らされるものがあります。水戸部功さんによる装幀もとてもカッコいいです。

  • おかだん さん

    単行本で出た時に読んでいたので再読になるのかな。こうやってまとめられて見ると伊藤計画氏の死が飛氏にかなりのショックを与えていたんだなと思う。もっとも油の乗り切った時期の闘病と死、同時期に活躍している作家達にとっては等しくショックだったに違いないが。 仕事しながら書く極意、は簡単に書いているが真似する事は常人にはキツいだろう。書く事に情熱があり、バランス感覚にも優れた氏だから出来、なおかつ作品の素晴らしさを知る関係者が寡作を認めるからこその偉業と言える。

  • gu さん

    「読んでいて登場人物たちがひどい目にあっているというのは、それはあなたたちが読んでいるからで、その痛みは、誰にどの責任があるのでもないですけどね、読者もまた担うべきことなのかなあ、と」(p218)「〈キャリバン〉の正体が安奈だ、とわかったのは初稿の最終行を書いた瞬間です」(p244)作中人物に対する加害の共犯者に見立てることで読者を作品に巻き込み、痛みを与える。飛浩隆は痛みの作家である。あるいは身体性の作家である。仮想であれ現実であれ、痛覚によって描かれる地図としての身体。

  • ぷくらむくら さん

    この評論随筆集を読むと、まだまだ小説を読み込み足りないなぁと反省しきり。飛さんの小説をじっくりと再読したくなってきました。

  • m.miyazaki さん

    単行本『ポリフォニック・イリュージョン』の評論随筆のパートの文庫本化。文庫本の『ポリフォニック・イリュージョン』と並べると、対になったカバーの良さが際立つ。単行本で読んでいるとはいえ、未収録作を多数加えているのはありがたい。単行本未収録作の「マザーボードへの手紙」と「半年後への手紙」と解説が良かった。

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飛浩隆

1960年、島根県生まれ。島根大学卒。81年、「ポリフォニック・イリュージョン」で第1回三省堂SFストーリーコンテストに入選、「SFマガジン」に掲載されてデビュー。92年までに同誌に10編の短編を発表。その後10年の沈黙を経て、2002年に長編『グラン・ヴァカンス 廃園の天使1』を発表、一躍脚光を浴

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