わるじい義剣帖 1 またですか 双葉文庫

風野真知雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575671735
ISBN 10 : 4575671738
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
248p;15

内容詳細

元目付で剣の達人である愛坂桃太郎は、愛する孫の桃子の平穏のため、奇妙な事件の数々を解決してきた。しかし、ある事件をきっかけに、桃子は母親の珠子といっしょに同心の雨宮五十郎の役宅に身を寄せることになった。どこか満たされない日々を送る桃太郎は、八丁堀の雨宮家に並んで建つ長屋で人殺しが起きたことを知る。愛する孫のため、頼りにならない雨宮に代わって事件を解決するべく、桃太郎は老骨に鞭打ち立ち上がる!孫を背負って悪を斬る、大人気時代小説シリーズ、待望の新シリーズ開幕!

【著者紹介】
風野真知雄 : 1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はにこ さん

    ここからまた新シリーズ。そうだった、珠子さんは雨宮と一緒になったんよね。桃子と離れて寂しくなるのかと思ったら事件がきっかけで再び一緒に。留さんも結局引きずられる展開wでも事件自体は解決してないのよね。このシリーズの要になっていくのかしら。蕎麦屋のおやっさんや蟹丸ちゃんも元気そうで何より。

  • 雅 さん

    新シーズンも安定のかわいさ。

  • kei302 さん

    桃子シリーズ第3章スタート! 舞台が八丁堀同心の町へ移り事件の幅が広がる気配。桃子(の新父同心の雨宮の)所有の借家で事件発生。捜査継続中のまま終わる。続きが気になる。次、なるべく早い目にお願いします。蕎麦屋出店を巡り画策する人情話がよかった。おぎんさんの機転と賢さも印象に残った。毎回、思わぬ方向でけりが付く気楽に読める楽しいシリーズ。

  • ひさか さん

    2023年9月双葉文庫刊。義剣帖シリーズ1作目。わるじいシリーズ通算21作目。ハエに色を塗る男、箸はいらない、猫の見分け方、汚れた手の芸者、の4つの連作短編。桃子が同心雨宮の役宅に住むことになったのが大きな変化だか、それ以外は前シリーズからの続きで、相変らずの謎解きが面白い。雨宮の家作での女絵師殺人事件が中心で、解決は持越しになったが、はたして、これはそんなに大きな謎なんだろうか?次巻が楽しみ。

  • wakazukuri さん

    読みやすく面白い。別のシリーズ、読んだような読まないような。桃ちゃん可愛いし、桃太郎じいじが現在にも通じるじじバカで何ともほほえましい。隠居はしても、世の中の悪をさらっと懲らしめ、困った者を助け、読後感がいい。とにかく面白かった。

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人物・団体紹介

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風野真知雄

1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞。15年に、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

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