古代東国仏教の中心寺院・下野薬師寺 シリーズ「遺跡を学ぶ」

須田勉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787712325
ISBN 10 : 4787712322
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
93p 21cm(A5)

内容詳細

奈良時代に東大寺、筑紫観世音寺と並ぶ日本三戒壇の一つとして、仏教による東方の守護と安定に重要な役割を果たした下野(しもつけ)薬師寺。日本で唯一の新羅式一塔三金堂型式の伽藍配置で造営され、中央と強いつながりをもつ“国立寺院”の実像を明らかにする。

目次 : 第1章 東北への最前線・下毛野国(関東平野北端の地/ 下毛野国と東山道/ 下毛野氏と下毛野朝臣古麻呂)/ 第2章 特異な一塔三金堂の伽藍(創建はいつか/ 日本で唯一の下野薬師寺式伽藍配置/ ルーツは朝鮮半島・新羅)/ 第3章 対蝦夷政策と官寺化(坂東・みちのく統括の官寺へ/ 瓦が語る官寺昇格の年代/ 新たな伽藍造営)/ 第4章 鑑真の来日と戒壇創設(日本三戒壇の設置/ 戒律・受戒・戒壇/ 下野薬師寺の戒壇はどこに/ 法王道鏡の配流)/ 第5章 復興と衰退(新仏教の潮流/ 塔の復興と万灯会/ 古代下野薬師の終焉/ これからの下野薬師寺跡)

【著者紹介】
須田勉 : 1945年、埼玉県生まれ。早稲田大学教育学部社会学科卒業。文化庁記念物課文化財調査官を経て、国士舘大学文学部教授。博士(文学)。文化審議会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 月をみるもの さん

    国分寺は有名だけど、それより前に下毛野にこんな立派な寺をつくってたとは知らなんだ。白村村で唐にボロ負けしたので遣唐使出すわけにもいかないし、それまで仲良くしてた百済は滅びちゃうし、、で、この頃は新羅の影響が強かったらしい。失脚した道鏡も、ここに流されてきてたんだな。。。AR 試してみたいから、連休中に行ってみたい。。https://www.city.shimotsuke.lg.jp/0387/info-0000004161-1.html

  • イツシノコヲリ(丹波國) さん

    栃木県立博物館で下野薬師寺の企画展をやることを知ったので興味をもった。分かりやすくまとまっていて、特異な伽藍の配置などについて理解ができた。さすがに栃木は遠いな…

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

須田勉

1945年生れ、元国士舘大学教授。博士(文学:早稲田大学)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品