「メンズビオレ」を売る進学校のしかけ 「自分で考え、自分で動ける子」が育つヒント 青春新書INTELLIGENCE

青田泰明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784413046541
ISBN 10 : 4413046544
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
188p;18

内容詳細

目次 : 第1章 校内の自販機で「メンズビオレ」を売る理由―子どもを変える学校の「しかけ」/ 第2章 「言葉がけ」よりも「環境」で子どもを伸ばす―押しつけないほうがうまくいく/ 第3章 生徒と一緒にルールを作る―「回り道」が子どもを成長させる/ 第4章 「信じて待つ」教育―子どもたちから学んだ、大切なこと/ 第5章 子どもたちに伝えたい「挑戦する力」―「学力+α」の力を育むヒント/ 第6章 「誰も見たことがない学校」を作りたい―挑戦すること、変化し続けること

【著者紹介】
青田泰明 : 私立青稜中学校・高等学校校長。1979年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、同大学院社会学研究科にて教育社会学の研究に従事。青稜中学校・高等学校に勤務後、2020年4月より学校長に就任。2011年の東日本大震災以降は、被災地支援に取り組むNPO法人を立ち上げ、理事長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ta_chanko さん

    言葉がけよりも、環境で子どもを伸ばす。そのための仕掛けを設置する。ごく自然に、ジェンダーバイアスやSDGsなどの問題について考えたり受け入れられたりするように。押しつけがましくならないようにすることがポイント。また、生徒と一緒にルールを作ることで、世の中は変えられることを学ばせる。矛盾・対立する要素を、そのまま共存させる(岡本太郎の対極主義)。失敗してもいいから挑戦することが大切。余白の時間にも価値がある。信じて待つ。

  • りんだ さん

    私立の中高一貫校における、生徒主体におけるさまざまな取り組みがどのような仕掛けのもと起きているのか、その仕掛けから言えることは何かが校長先生の主観のもとまとめられている。マネジメントにおけるヒントがたくさん詰まっているように感じた。 特に、「生徒の「違和感」に耳を傾け、そこから自分たちの価値観を棄却することが大切」(意訳)という点については改めて痛感したところ。これを企業文脈に置き換えると、新人〜若手の「違和感」に業務改善・組織開発のヒントが眠っていることを前提に、心から耳を傾けることが大切なのだろう。

  • ゼロ投資大学 さん

    私立青陵中学校・高等学校で校長を務める著者が生徒の自主性・多様性を重んじる教育を実行し、社会で活躍する人材を育てることの魅力を伝える。SDGsや多様性という言葉が当然のように使われるようになってきた。価値観は時代と共に変遷し、教育のあり方も変わっていく。著者が生徒から提案のあった斬新なアイデアを否定するでもなく、肯定するでもなく、なぜ必要なのかを考え周囲のコンセンサスを得る教育法は感心した。氏のような柔軟な教育者が増えることを切に願う。

  • たけぞ さん

    今の学生は大変だな、と思います。考え方は社会人にも役に立ちます。

  • みこよこ さん

    求心力のある校長を中心に回る組織。私立の学校なら異動はあまりないでしょうから、しばらくは大丈夫でしょう。1人の人間が引っ張っていると、異動の多い公立の学校なら、その人がいなくなると停滞しがち。みんながそれぞれエンジンにならないと、とたんに勢いがなくなる。教育は結果が見えるのに時間がかかる。生徒たちが楽しいと思える仕掛けをたくさん用意してくれている学校ですね。

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青田泰明

私立青稜中学校・高等学校校長。1979年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、同大学院社会学研究科にて教育社会学の研究に従事。青稜中学校・高等学校に勤務後、2020年4月より学校長に就任。2011年の東日本大震災以降は、被災地支援に取り組むNPO法人を立ち上げ、理事長も務める(本データはこの書

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