浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上 講談社文庫

青柳碧人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062777766
ISBN 10 : 4062777762
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
384p;15

内容詳細

浜村渚が修学旅行で大冒険!京都で謎の連続殺人事件が発生。現場には、なぜか京野菜が撤かれていたのだ。テロ組織「黒い三角定規」の不気味な影がちらつく中、渚&親友のセチが真相を見抜く!魔方陣を使った謎解き合戦、鳩の巣原理を操るテロリストとの対決なども加えた、傑作4篇を収録。

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    「黒い三角定規・特別対策本部」は、犯人を見つけて逮捕するための捜査をしていないよな。数学教育ソフト洗脳縛りと無縁の捜査員も少なからずいるはずなのに怠慢か?数学の概念が身についていない国民には税金泥棒って感覚も薄いのか?その辺はいい加減でも数学の話が面白ければ、まあ満足だけど。

  • nobby さん

    なんと2年半ぶりに読んだ第6弾(笑)数学テロ組織「黒い三角定規」のトップ交代により、事件は何やら物騒で不気味を極める。その一方で浜村渚の解説に数学への愛が半端ない!加えて、何だこれ!?こんなにハートフルな話だったかな(笑)今作で取り上げた魔方陣・鳩ノ巣定理は分かりやすく、その応用も興味深い。回転体を取り上げる中で、双曲線・放物線説明あって最終章での二次関数の流れも上手い!その舞台が京都なのには思わず納得。エピローグでの急展開にキューティー・オイラーの行く末が心配…

  • た〜 さん

    【キャラ重視型】相変わらずの数学愛な渚ちゃんでした。今回は黒い三角定規の内部で大きな動きがあり、話もこの後転換点を迎えそうな気配を漂わせています。ところでこのシリーズを読むたびに思うのですが、渚と「博士の愛した数式」の博士が数学談義に花を咲かせたら、とっとも微笑ましくて楽しそう(でも他人は入り込めない状況に陥りそう)

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    連作短編集。前作の終わりも急展開でしたが本作でも・・・。解説読んで前から気になってる数学ガールも読みたくなってきた。

  • まりも さん

    数学大好き少女が数学を楽しく教えながら謎解きもする話5冊目。数学は安定して面白かったです。今回のお気に入りは鳩ノ巣定理の話でしょうか。数学を通して人の優しさが伝わってきました。キューティーオイラーが抜けた事で数学愛を感じる人物が黒い三角定規からいなくなりそうなのは残念ですね。新体制になってから敵が数学愛よりも他の感情で動いているせいで、ただのテロ組織になり下がりそうな気がするんだよなぁ。黒い三角定規との決着、キューティーオイラーの今後と色々気になるし次巻も期待。

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青柳碧人

1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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