むかしむかしあるところに、死体がありました。

青柳碧人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575241662
ISBN 10 : 4575241660
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
243p;19

内容詳細

皆さんご存じの《日本昔ばなし》を、密室やダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解く全く新しいミステリ!

【著者紹介】
青柳碧人 : 1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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面白いアイデアですね。その手があったかっ...

投稿日:2021/04/24 (土)

面白いアイデアですね。その手があったかって感じです。主に小学校高学年〜中学生ぐらいが対象になるかと思いますが、50歳を超える私でも十分に楽しめました。

クッキ さん | 神奈川県 | 不明

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みんなが知っている昔話。想像も出来なかっ...

投稿日:2021/04/18 (日)

みんなが知っている昔話。想像も出来なかったストーリー。 とても面白かったです。知っているはずのお話なのに知らないミステリーが展開されており、最後まで楽しく読むことができます。また、短編集なので時間のある時に1ストーリーずつ読んでいくということもできるためオススメです。

き。 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    面白かった。好きな作風。花咲か爺さんと鶴の恩返しあたりが白眉だろうか。昔話にブラックなオチをつけるとそれだけでだいたい面白くなるので、たしかにミステリとのマッチングはいいのかもしれない。鬼がほぼ善良な性格だったり、龍宮城の魚たちも人間のメタファーと捉えれば「本当に怖いのは人間」という視点が通底している。それがストーリーに上手く昇華しているのが先に挙げた二話。桃太郎も出だしは良かったけど惜しい展開。続編もぜひ見てみたい。金太郎やかぐや姫ならどんなミステリが出来上がるだろう。

  • starbro さん

    2020年本屋大賞にノミネートされてから、図書館に予約したので、コロナ禍もあって、漸く読めました。本書で2020年本屋大賞ノミネート作、コンプリートです(10/10)。但し、出版されて1年以上経っているので、新作ハンターとしては失格です。青柳 碧人、初読、本書は日本昔話イヤミス連作短編集でした。期待した程は面白くなかったので、本屋大賞10位は順当なところです。オススメは、『つるの倒叙がえし』&『絶海の鬼ケ島』。先日、久々仕事で「浦島伝説」発祥の地、横浜市神奈川区浦島町に行きました(笑)

  • きみたけ さん

    昔ばなしのパロディ本かと思ったら、昔ばなしをモチーフにした殺人ミステリー小説と言った感じでした。意外と面白かったです。2020年の本屋大賞ノミネート作だそうです。オムニバス形式で、一寸法師、花咲か爺さん、鶴の恩返し、浦島太郎、桃太郎の5話(のスピンオフストーリー)が納められていて、短編で気軽に読めました。密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリーのテーマで読み解く全く新しいタイプの本です。

  • 青乃108号 さん

    短編集は、一気に読むものじゃないのう。鶴の恩返しは良かったが、その後は飽きてしもうて。最後の桃太郎はもうどうでも良うなって斜め読みやった。少しずつ読みゃあ評価も変わったろうに、もったいないことじゃった。

  • ウッディ さん

    一寸法師、花咲爺さん、鶴の恩返し、浦島太郎に桃太郎。昔話の中で起こる殺人事件。打出の小槌で体を大きくしたり、小さくしたり・・誰もの頭の中に設定がインプットされているから、突拍子もない前提条件を説明することなく、謎解きが行われます。ただ、正義の味方が邪悪な心を抱いていないとは限らない。不在証明あり、叙述トリックあり、「そして誰もいなくなった」風ありと、本格ミステリーっぽい内容で、猿の言い伝えとして真相が明らかになる鬼たちの悲しい物語など、話題になるのも納得でしたが、本屋大賞候補になるほどかなとも思いました。

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人物・団体紹介

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青柳碧人

1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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