わかる、できる、伝えられる、ように・・・ 教室の中の視覚支援

青木高光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784183648297
ISBN 10 : 4183648297
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
追加情報
:
188p;19

内容詳細

教室を視覚支援的にリフォームする。「卒業後、視覚支援はしてもらえない」は間違い。

目次 : 第1章 「視覚支援」の基礎基本(「視覚支援」を始める前にTEACCHと構造化を学ぶ/ 視覚支援の基本となる「構造化」には3種類ある/ あなたも私も、毎日、視覚的に支援されている/ 視覚支援をやる、やらない、は支援者の自由ではない)/ 第2章 教室の中の「視覚支援」実例(子供たちが、わかる、できる、伝えられる、ようにする/ 教室を「視覚支援的リフォーム」する/ 物理的構造化―まず、この3視点で混乱を避ける ほか)/ 第3章 教室の外にあふれる「視覚支援」(視覚支援はずっと続けないといけないのか?という質問に答える/ 「卒業後、視覚支援はしてもらえない」は間違っている/ 教師には、視覚支援を広める義務がある/ 卒業後も使えるように家庭と連携する/ 視覚支援の未来を想像してみよう)

【著者紹介】
青木高光 : 学校法人西軽井沢学園さやか星小学校校長。主な研究領域はAAC(補助代替コミュニケーション)。NPO法人ドロップレット・プロジェクトの代表として、教職の傍ら30年以上にわたって、コミュニケーション支援ツールの開発および実践研究に取り組んでいる。2019年から2021年まで(独)国立特別支援教育総合研究所情報・支援部主任研究員を務め、現在は文科省学校DX戦略アドバイザーとして全国で指導助言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chietaro さん

    専門的でした。物事には必ず理由があり、そのことに対応していかなければと感じます。何回かの試行錯誤も大事です。そして、自分も気がついていないだけで、視覚支援をされていると思いました。

  • じゃがたろう さん

    図書館本。このシリーズが最近立て続けに出版されているが、読めば納得。分量は決して多くないが、豊富な経験に裏打ちされた文章で構成されている。視覚支援の話題からAACやVOCAに展開していくことは読み始めた当初は予想していなかったが、必要十分条件であると感じた。一人ひとりが「わかる」状況で安心して生活していくために視覚支援は大切。障害の有無にかかわらず視覚的な情報の恩恵は多分に受けているはずであることも改めて実感した。

  • みみこ さん

    簡単なことをしているように見えるけれど、全然簡単ではない。理論と経験と、それに溺れない冷静さがバランス良く合わさった知を見せられている。これをいかに自分のものにしていくか。

  • あやか さん

    ★★★★★ ◯場所の構造化=ここは何をする場所なのかを明確に ◯行動のカウント=記録を支援に活かす ◯活動の構造化=どんな活動を、どのくらいの量や時間、その活動はどうなったら終わりが、終わったら何をするのかを明確にしする。できる活動、量を行い、その後の楽しみという一連の流れを通して「できた喜び」を経験。 ◯トークンエコノミー=これができたらシール、シールがたまったらお出かけ、お出かけがなんかい行けたら旅行みたいな。(2学期はこれを軸に何を引き上げるか要検討。)

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