宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論 講談社現代新書

青木薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062882194
ISBN 10 : 4062882191
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
青木薫 ,  
追加情報
:
256p;18

内容詳細

この宇宙は、人間が生まれるようにできている!?一見、トンデモ科学のような考え方が、21世紀に入った現在、科学者のあいだで急速に支持を拡げている―いったい何が変わったのか?激変しつづける宇宙像のいまを、2000年以上におよぶ人類の知的格闘の歴史から読み解く。

目次 : 第1章 天の動きを人間はどう見てきたか/ 第2章 天の全体像を人間はどう考えてきたか/ 第3章 宇宙はなぜこのような宇宙なのか/ 第4章 宇宙はわれわれの宇宙だけではない/ 第5章 人間原理のひもランドスケープ/ 終章 グレーの階調の中の科学

【著者紹介】
青木薫 : 1956年、山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。理学博士。専門は理論物理学。翻訳家。数学の普及への貢献により2007年度日本数学会出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    人類と宇宙の関係がよかった。人間原理って本当なのかなぁという疑問がつきまとう理論だなと思った。

  • mae.dat さん

    何度も感想みたいなものを書こうと試みたんだけどね。思う所が多過ぎて、文字数が圧倒的に足りないの。 でね、諦めました。( ¨̮ )。 「人間原理」を知らない方は、宇宙観を変えると思いますので、是非読んでみて欲しいと言うか、知って欲しいです。( ¨̮ )。

  • 翔亀 さん

    「今の宇宙は、人間が創造されることを目的に創成されたのだ」と解され、科学に「神」を再登場させたと悪名高い<人間原理>に焦点を当てる。ヒッグス粒子の発見など進展著しい素粒子物理学とひも理論、宇宙創成のビックバン理論の最新成果までの数千年に渡る科学の歴史を俯瞰しながら、現段階は、コペルニクスと同様のパラダイム転換、これまで懐疑的に捉えられてきた<人間原理>への転換が進行中だとする。ビックバン(インフレーション理論)が理論的に正しければ、一回だけではなく何回でも起こるのは当然。だから宇宙は何回も創成されていて↓

  • ころこ さん

    宇宙物理学を理論として読むと挫折する人向けの本です。「文理」が融合していた哲学と天文学の昔から、著者によって紡がれる「語り」と時間の力によって歴史として読ませることにより、なんと「ひも理論」までが通読できます。数式や記号は気にせずに読んでいきましょう。ということで、非常に肯定的評価なのですが、「文理」の「文」の方からみると引っ掛かる部分があります。著者は「人間原理」(文系ということです)として目的論を代表させていますが、目的論はヘーゲルまででしょうから、近代以前(正確には近世)と近代科学を比較していること

  • 007 kazu さん

    著者はサイモンシンの著作の翻訳者で知られる青木薫氏。 紀元前からの人類の宇宙観の変遷を描き、その宇宙観が一見(学者の嫌う)宗教色の強い「人間原理」の考えに基づき、パラダイムシフトが起きたという。宇宙の形は複数ありえ、今ある宇宙は(人類が存在できる)偶々その形を取っているだけ。あの分かりやすい翻訳に加え新書なのでいけるかと思ったが物理学等の前提知識が乏しすぎる文系人間の身には少々厳しかった。とはいえ知的刺激があったことは間違いない。自然科学と人文科学は相性悪そうでやはり不可分の関係であるのではと感じた。

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