幸田家のことば 知る知らぬの種をまく

青木奈緒

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093885027
ISBN 10 : 4093885028
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

曾祖父・幸田露伴、祖母・幸田文、母・青木玉、そして筆者へと連なる40のことばからひもとく珠玉のエッセイ集。

目次 : 1 心頼み/ 2 一事が万事/ 3 分相応/ 4 行動を起こして知る/ 5 融通無碍/ 6 運命を踏んで立つ

【著者紹介】
青木奈緒 : 東京・小石川生まれ。学習院大学文学部ドイツ文学科卒業。同大学院修士課程修了。オーストリア政府奨学金を得てウィーンに留学し、足かけ十二年ドイツに滞在。1998年に帰国して『ハリネズミの道』でエッセイストとしてデビュー。2002年、2009年に日本エッセイスト・クラブのベスト・エッセイ集に選ばれる。NHK放送用語委員。幸田露伴は母方の曾祖父、幸田文は祖母にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kei さん

    良書!納得と感慨深し。背筋がまっすぐ伸びて、我もかくありたし、と思います。ただ、そう難しいことではないのに、失われつつある様々な精神、気持ちを喚起させます。明治の人は偉かった。いつから、日本人、こんなになったんだろう、です。

  • ぽてちゅう さん

    言葉を継ぐ。曾祖父幸田露伴ー祖母幸田文ー母青木玉そして作者へと使い継がれた日用品のようなこなれた言葉たち。一見さんばかりだ。我が家の言葉は(存在すら怪しいが)、風にピューと飛ばされたか、道端にポイと捨てたか、手軽な代用品で済まし用なしになったかのどれかだろう。幸田家との土壌の違いは如何ともし難い。ふと、消えかけている言葉を1つでも2つでも使って細々と保護することは私にもできるかも、と思った。これが『知る知らぬの種』の芽吹きだと良いのだが。

  • naotan さん

    幸田家に伝えられて来た、素敵なことばの数々。そこには今の日本人が忘れてしまった美徳や生活の知恵がある。装丁も美しく良い本でした。

  • いろは さん

    幸田露伴も文も、挑戦はしたいが手に取るのはおっくう。そんなことでこの作品を読んでみた。曾祖父の幸田露伴、祖母の幸田文、母の青木玉、そして筆者の青木奈緒とへと連なる40の言葉から紐解くエッセイ集。豊富な語彙と彩り溢れる豊かな生活。幼い頃から家事のお手伝いをさせられるのは嫌だけど、こんな生活に身を投じてみたいと思った。幸田露伴と文の二大作家に囲まれて生活するのは、豪華だと思った。日々を大切にして、感受性を重んじて生きる、エッセイとして描ける生活。これからでもいい。そんな素敵な毎日を、ささやかながら過ごせたら。

  • 山猫 さん

    久しぶりの奈緒さん。年齢の割に年経た日本語を使う人だが、その根源を曾祖父どころか高祖母の代にまで求めて明かしてくれた。 下町と山の手の境にある小石川の地に育った「東京言葉」の面白さ楽しさ美しさと少しの苦さ、悲しさを存分に表してくれた作品。 ひとことで言うなら「身の丈に合った生き方暮らし方こそが大切」ということになるだろうか。言い古されてはいるが「言葉に心の持ちようが表れる」ことがよくわかる。 今時のインチキな日本語でものを書いてる連中は彼女の爪の垢をもらって煎じて飲んだ方がいいぞ。

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人物・団体紹介

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青木奈緒

東京都生まれ。学習院大学文学部ドイツ文学科卒業、同大学院修士課程修了。翻訳・通訳などの仕事をしながら12年間ドイツに滞在。帰国後、『ハリネズミの道』でエッセイストとしてデビュー。NHK放送用語委員。曾祖父の幸田露伴、祖母の幸田文、母の青木玉とつづく幸田家四代の文筆家(本データはこの書籍が刊行された当

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