白銀を踏み荒らせ 幻冬舎文庫

雫井脩介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344406414
ISBN 10 : 4344406419
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
追加情報
:
16cm,515p

内容詳細

ワールドカップを転戦する日本スキーチームのメンタルコーチ・望月篠子は、同行していた学者から、ある人物に書類を届けてほしいと依頼される。しかし接触の寸前、相手は何者かに襲撃され、篠子も追われる身に。誰が何の為に?やがて、その悪意が天才スキー選手の事故死の真相に関わっていることが分かり…。話題の新鋭が描いたミステリー。

【著者紹介】
雫井脩介 : 1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年に第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作「栄光一途」でデビュー。05年に「犯人に告ぐ」で第七回大薮春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    柔道家望月篠子と剣道家佐々木深江。でも格さん助さんみたいなわけではない。雫井小説の中では格下感あり。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    望月篠子その2。今度はスキーのお話。トリックがイマイチな気もするが面白かった。

  • オーウェン さん

    「栄光一途」で登場した篠子と深紅の探偵コンビが活躍する第2弾。 柔道界から足を洗った篠子が誘われたのは、アルペンスキーのスター候補マーク石井。 兄弟のケビン石井が競技中に死亡し、そのトラウマを抱えているマークの心理面をサポートすることに。 アルペンスキーの部分は現実的だが、それ以外の暗殺する部隊だとか大分非現実的な面がある。 その部分をミステリとして描くのだが、なんだかスポーツとの融合が上手くいってない印象。 以後このシリーズは作られてないが、スポーツとミステリというのはやはり限界があるか。

  • アッキ@道央民 さん

    面白そうなスキー小説を探していて、この作品を知って読んでみました。雫井さんの作品初読みです。アルペンスキー日本代表チームのメンタルトレーナーに就く事になった望月篠子。スキー競技界に渦巻く陰謀に巻き込まれてしまうとは・・・。劇画タッチなお話しではありますが、本作品のようなスキーを題材にしたミステリー作品にはかえってその方が面白いのかも。ゲレンデを滑降しているようなスピーディーな展開。ガーラ湯沢や富良野スキー場など実在のスキー場も登場。読んでいたらスキーの好きな人なら滑りに行きたくなるかもね〜。

  • すたこ さん

    ★★★★面白かった。シリアス過ぎず軽すぎず、このちょうど良さが雫井さんは上手い。前回の『栄光一途』の柔道も良かったし、今回もスキーの臨場感は素晴らしかった!ただ、横文字に弱い私は、名前が覚えられなくて苦労した。ラストの一番の見どころで、誰が誰だか分からなく大混乱。驚きが薄れてしまったことが残念。とても興味深いテーマだった。

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人物・団体紹介

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雫井脩介

1968年生まれ。愛知県出身。専修大学文学部卒業。2000年、第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で作家デビュー。04年に『犯人に告ぐ』がベストセラーに。同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で第一位となり、第七回大藪春彦賞も受賞した。2022年、『クロコダイル・ティアーズ』が直木賞候補と

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