クロコダイル・ティアーズ

雫井脩介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915982
ISBN 10 : 4163915982
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
331p;20

内容詳細

老舗の陶磁器店を営む熟年の貞彦・暁美夫婦は、近くに住む息子夫婦や孫と幸せに暮らしていた。ところが息子が何者かによって殺害されてしまう。犯人は、息子の妻・想代子の元交際相手。被告となった男は、裁判で「想代子から『夫殺し』を依頼された」と主張する。暁美は残された想代子を疑う。貞彦は、信じたいと願うが…。家族への「疑念」を描く静謐なミステリー!

【著者紹介】
雫井脩介 : 1968年生まれ。愛知県出身。専修大学文学部卒業。2000年、第四回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で作家デビュー。04年に『犯人に告ぐ』がベストセラーに。同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で第一位となり、第七回大藪春彦賞も受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    雫井 脩介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、魔性の女サスペンス、一気読みしましたが、最期にサプライズがあれば・・・ https://books.bunshun.jp/articles/-/7438?ud_book

  • 青乃108号 さん

    女性とは、かくも判り難いものか。クロコダイル・ティアーズ〜嘘泣き。英語のタイトルはこの作品には似合わないし意味不明だし、いっそ「嘘泣きの女」なんかにした方がよほど良かないか。それはそうと、この物語、語り口からして最終盤まで女の本性は明らかにせず、嘘泣きを筆頭にいか様にも解釈出来る立ち居振る舞いに翻弄される周囲の人々の不幸を描きながら、最後に初めて女の主観で実はこうでした、何てやられるものだから。構成としてはどうなの。アリなの。これで直木賞候補だったの。あまり感心した出来ではなかったなあ。にしても女性って。

  • ムーミン さん

    雫井氏の作品を読むのは久しぶり。やっぱりモヤモヤ感を抱えたまま最後まで読ませていく力はさすがだと感じました。

  • イケメンつんちゃ さん

    ハッピーバースデー んっー ダレノ 9つ めっちゃくちゃおもろかった 第168回直木賞候補作 単行本を読んでみました 飛龍十番勝負 第14弾 今回は 雫井脩介先生 1と2はお互いの家族の自己紹介 そして3 ししおとし ミステリー小説は殺されてなんぼ 青アザから 深い森に入って行きます ハラハラしながら 悪女街道まっしぐら いざ鎌倉へ 選評に 宮部みゆき先生の一言が カタカナのタイトルが残念 おっしゃる通り でも とってもとってもとっても大好きよ 雫井脩介先生受賞してください レッドラディエンス

  • まちゃ さん

    タイトルにすっかり騙されました。予想外の結末。何が真実なのか、先が気になって読む手が止まらない、家族の疑心暗鬼を描いたサスペンス。面白かったです。東鎌倉で陶磁器店「土岐屋吉平」を営む久野家。長男・康平の殺人事件を発端に嫁・想代子を疑う母親と、信じたい父親。ままならない家族の関係。

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人物・団体紹介

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雫井脩介

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。04年に刊行された『犯人に告ぐ』は同年の「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝き、さらに翌年第7回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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