天才力 三巨匠と激動のルネサンス ダ・ヴィンチ・ミケランジェロ・ラファエッロ

雨宮紀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784418132119
ISBN 10 : 4418132112
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;19

内容詳細

ルネサンス三巨匠といえば、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、そしてラファエッロ。2013年なんとこの三巨匠の名作が次々来日!ルネサンスという革命的な美が日本で追体験できる素晴らしい一年となることでしょう。さて、そんな三巨匠たちの人生とは? 名画は知っていてもその人となりは案外知られていないようです。彼らが生きた動乱の時代のイタリア、それはメディチ家VS教皇庁という生々しい権力闘争の時代。本書は、三巨匠を主人公にメディチ家、教皇庁など激動のルネサンスの史実を織り込みながら書き下ろした歴史ロマン。彼らの[天才力]とはいかにして培われたものなのか? その苦悩や人間臭い処世術にも光を当てました。もちろんS三巨匠の代表作などカラー図版も多数挿入。書店コーナーはアートの棚に限らず、歴史、ノンフィクション新刊に是非!(塩野七生の世界を愛する読者にはジャストフィットする内容です)偉大なる三巨匠は歴史の証人でもあります。


【著者紹介】
雨宮紀子 : 1973年よりイタリア・フィレンツェ在住。渡伊前は百科事典の美術の編集、渡伊後は共同通信社や地方紙への寄稿から活動を始める。イタリア関係でテレビ・雑誌・新聞の文化プロジェクト・企画コーディネート・通訳・執筆に移行して20年、現在に至る。2003年からMelma!メルマガ『イタリア猫の小言と夢』を創刊し、2007年に地域情報部門でメルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あんぽんたん さん

    登場人物の多さと時代背景の複雑さから、十二分に理解しながら読み進められたとは言えず。しかし、大雑把に把握はできた。先駆者のレオナルド、孤独な天才ミケランジェロ、社交的かつ才能に恵まれながらも夭逝するラファエロ。その対比は物語のよう。本書を読むまで、金持ち貴族がパトロンになって芸術家を囲い込んだ時代だと理解していた。しかしその実、いつ戦争に巻き込まれてもおかしくない血生臭い時代であり、各人はその時代を生き延びながら芸術を残したのである。そしてその時代を乗り越えて、かの芸術が残っているのは奇跡とすら思えた

  • nizimasu さん

    今年はルネサンスの三大巨匠の展覧会があるからのタイミングでの出版。すでに、ダヴィンチもラファエロも終わっているから、改めておさらい風になぞる程度。個人的にはミケランジェロの多彩さと、この前に見たキムギドク監督の「嘆きのピエタ」の元のイメージとなったピエタとその成立に目を奪われる。というか、この三人をいかに乗り越えることが困難か。そんな個性と才能というのが同時期にイタリアでしのぎを削っていたのかと思うと本当にスゴい時代。かっこいい

  • masagiorno さん

    ルネサンスと言えば,文芸復興で華やかな時代のように思えるけど,実は戦争も多く,この3巨匠たちも当時の権力者たちに利用され,翻弄されていたことがあった。この本は画家以外の活動のいわゆる裏側の部分も書かれていてなかなか面白かった。 それにしてもやっぱりこの3人は天才で,この時代に生まれてくるべき人だったんだね。

  • vintage like さん

    ルネサンス三巨匠たちとは いかなる人物だったのか。彼らが生きた動乱の時代のイタリア、 それは群雄割拠、陰謀渦巻く権力闘争の時代。 本書は、三巨匠を主人公にメディチ家、教皇庁など 激動のルネサンスの史実を織り込みながら イタリア在住の気鋭の筆者が書き下ろした歴史ロマン。 彼らの天才力とはいかにして培われたものなのか。偉大なる三巨匠は歴史の証人。 国内外美術館巡りやイタリア旅行の予習復習に欠かせない1冊。

  • さたん・さたーん・さーたん さん

    ルネサンスの3巨匠の生い立ち〜芸術制作が、激動のイタリア小国分立時代史と共に追いかけられた。ただ、3人それぞれのエピソードが紹介されていくため時代が前後したり、教皇やら総督やらの名前が溢れて誰が誰のパトロンで誰が作品依頼したのかわからなくなってしまったり(笑)と、ちょっと混乱することも。そのために巻末に年表がついているのだろうけれど、わたしは読み終わってから主要な部分を拾い読み返して自分なりに整理しました。

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雨宮紀子

1973年よりイタリア・フィレンツェ在住。渡伊前は百科事典の美術の編集、渡伊後は共同通信社や地方紙への寄稿から活動を始める。イタリア関係でテレビ・雑誌・新聞の文化プロジェクト・企画コーディネート・通訳・執筆に移行して20年、現在に至る。2003年からMelma!メルマガ『イタリア猫の小言と夢』を創刊

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