学校では絶対に教えてもらえない超ディープな算数の教科書

難波博之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815604578
ISBN 10 : 4815604576
フォーマット
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
240p;19

内容詳細

数学を専門的に研究している人や数学愛好家といわれる人にとっては「常識」なのに、世間的にはまったくといっていいほど知られていないことがあります。それは、数学(算数)の内容は「ルール」と「事実」に分けられるということです。この2つの視点で数学を見ることによって、眠れなくなるほど面白い「超ディープな数学の世界」の扉が開かれるのです。月間150万PV数を誇る超人気数学Webサイトの執筆者が教える“画期的”な数学入門書。

目次 : ホームルーム(学校では教えてもらえない「超ディープ」な算数の世界/ 算数(数学)は「ルール」と「事実」に分けられる! ほか)/ 第1章 じつは、この先変更される可能性もある!?算数の「計算」の公式(計算の順番―なぜ、+や−より×や÷を先に計算するのか?/ 素数―なぜ、「1」は素数ではないのか? ほか)/ 第2章 じつは、定義が曖昧だった!?「図形」の公式(円1周分の角度―なぜ、円1周分の角度は360°なのか?/ 多角形の内角の和―なぜ、「180×(n‐2)°」なのか? ほか)/ 第3章 「努力で解ける問題」と「才能が必要な問題」(算数学習法―「数学が得意な人」は、いったい何が違う?/ 連続した数のたし算―「1+2+3+…+100」を素早く計算する方法 ほか)

【著者紹介】
難波博之 : 1991年生まれ、岡山県で育つ。東京大学工学部卒業。東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。物心ついた頃から数や図形が好きで、中学1年生の時点で高校数学の全範囲を独学で学習。高校時代に、国際物理オリンピックメキシコ大会で銀メダルを受賞。大学時代には、「数学のマニアックな定理をわかりやすく伝える」というコンセプトのウェブサイト「高校数学の美しい物語」を「マスオ」名義で開設。大学生や受験生、数学愛好家の間でたちまち話題となり、月間150万PVを誇る超人気サイトとなる。現在は大手メーカーで研究開発に携わる傍ら、ウェブサイト「高校数学の美しい物語」の運営を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • future4227 さん

    算数が苦手な人は、定義と定理を分けて考えていないと言う。学校の授業では定義と定理がごちゃまぜになって指導されるため、生徒は意味もわからないまま公式や解き方をただ暗記するだけの教科になってしまっていると。筆者は定義=ルール、定理=事実に置き換えて、なぜそうなるのか?という疑問に丁寧に答えていく。そもそも定義は都合のいいように勝手に作ったルールだから、これは覚えるしかない。でも、定理はルールに基づいて考えた結果導き出される事実や発見。これは理由をじっくり考えるべき所。ラングレーの問題、確かに楽しい!

  • 南北 さん

    算数や数学は得意とはいえませんが、嫌いな科目ではないので読んでみることにしました。数学の内容を「ルール(定義)」と「事実(定理)」と言う観点から見るとわかりやすくなるとしています。分数の割り算で混乱してしまった人も割り算をかけ算の逆演算とすることで理解できるという点はおもしろいと思いました。その他、東大の入試問題で「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」というのが出題されたことがあるというのが印象に残りました。当時のゆとり教育で円周率は約3としていたことに対する批判とも言われていますね。

  • たまきら さん

    この本面白い!子供のころ「どうして?」と聞くと「そういう決まりなんだ!」としか言われなかったことが細かく説明してあって、あの頃傷ついた自分の心がほんわか癒された感じです。各章ごとに絵をたくさん使った絵本にしてくれたら、小学生がすご〜く楽しめそう。

  • Take@磨穿鉄靴 さん

    テーマは算数だけど普通に数学に通じる内容。微積をカジュアルな視点に留めたようなものとは違い勉強になった。特にルールと事実に関しての話は興味深かった。ルールと事実を分けて捉えるという考え方が身に付いただけでも収穫。★★★☆☆

  • kitten さん

    図書館本。「公式を覚えなさい」ではなくて、なぜそのような公式が出てくるのか、できるだけごまかさずに、かつ、わかりやすく解説した本。あくまで算数なのでそんなにディープな話は出てこない。定義(ルール)と定理(事実)の説明は難しいな。数学の難問には、天才的ひらめきが必要なものがあり、それは数学的センスが必要だけれども、入試問題でそこまでの問題が出ることはほとんどないらしい。ただ、「ラングレーの問題」にはびびった。こんな補助線、人生を何回やり直しても引ける気がしない。

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人物・団体紹介

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難波博之

1991年、岡山県生まれ。東京大学工学部卒。東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。物心ついたころから数や図形が好きで、中学1年生の時点で高校数学の全範囲を独学で学習。高校時代に、国際物理オリンピックメキシコ大会で銀メダルを受賞。大学時代には、「数学のマニアックな定理をわかりやすく伝える」とい

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