「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。 ポプラ文庫ピュアフル

隙名こと

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591160190
ISBN 10 : 459116019X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
301p;15

内容詳細

傷ついた過去や笑わないクールな美少女水品さんと、目立たない男子高校生駒田が出会い、ある仕事を経て立ち直っていく優しい物語。

【著者紹介】
隙名こと : 『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』で第7回ポプラ社小説新人賞“特別賞”を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 徒花 さん

    まあまあ。めったに学校に来ない美少女にさそわれて、平々凡々な男子高校生が15分で一万円もらえるなぞのアルバイトをする、日常の謎を扱ったライトなミステリ風青春エンタメ。文章のテイストは限りなくラノベに近く、キャラ設定やセリフ回しが振り切っているのは好印象。テーマは「人の悪意」と重いものだけど、ちょっとテーマに対する掘り下げが足りない気がする。そもそも作中で描かれている人々の行為を「悪意」と一括りによんでいいのかはなやましいところ。とはいえ作家デビュー作なので、それを勘案するとまあまあ。

  • ami*15 さん

    ストーリーが面白いかつまらないかというよりネットとの付き合い方について非常に考えさせられた内容でした。ミステリーテイストの青春小説ながらも主にネット関連の現実的な話題も多く、お互いネットをきっかけに心に傷を負ってしまった駒田と水品さんの境遇には何度も苦しい気持ちにさせられました…。中盤まではバイトの内容などでもやもやが残る印象だったけど、クライマックスで徐々に水品さんの秘密が明らかになってくる展開からが凄まじかった。また作中で「ちょっといいこと」という言葉がよく出てきましたが、この言葉もとても素敵だなと→

  • よっち さん

    クラスでも目立たず友達のいない男子高校生・駒田に、となりの席のクールな美少女・水品さんが提案した「15分で1万円のバイト」。苦しんだ過去を持つ二人が出会い、次第に立ち直っていく優しい青春小説。水品さんが提案した不思議なバイトを通じて知ってゆく彼女の特殊な事情と、少しずつ変わってゆく駒田と水品さんの不器用な距離感。過去を乗り越えるための悲壮な決意から無意識の悪意にさらされる水品さんに、自らも苦い過去があるからこそ寄り添える駒田の心意気がカッコよかったですね。そんな二人の今後を応援したくなる素敵な物語でした。

  • itoko♪ さん

    ポプラ社小説新人賞 特別賞受賞作。NetGalleyにてゲラ読了。9月5日頃発売。タイトルを見ただけではどんな作品か想像もつかず。主人公は冴えない普通の高校生。対するは、美人でミステリアスなクラスメイト。王道でベタなストーリーになりそうなところを、個性的な脇役、なかなかにブラックな展開が、ストーリーを引き締めていて、読みやすくてスラスラと読めた。そして、SNSにおける人間の本質や本音、闇の部分など、考えさせられたし、後味も良く面白かった。

  • IRIE さん

    今だからこそ読むべき!とよく感想で目にしましたが、まさにその通り!文体は軽快なのでスラスラ読めますが、読了後考えさせられました。水品さんの目標に心がうたれました。他人の不幸は関係ないからと面白がるような人って確かにいますよね...人の痛みに寄り添える人間は果たしてどれだけいるのでしょうか。

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隙名こと

『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』で第7回ポプラ社小説新人賞“特別賞”を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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