南イタリアへ! 地中海都市と文化の旅 講談社現代新書

陣内秀信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061494466
ISBN 10 : 4061494465
フォーマット
出版社
発行年月
1999年04月
日本
追加情報
:
18cm,216p

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プーリアを中心に南イタリアの都市や歴史を...

投稿日:2021/04/08 (木)

プーリアを中心に南イタリアの都市や歴史を紹介する。どの街並みも魅力的に見えるし、筆者がこの地域を本当に好きだということが伝わって来て、読んでいて気持ちが良い。

kam さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    陣内秀信先生、自家薬籠中の南イタリア。ナポリから始まって14の主に小都市を巡る考察と案内。たしかに北イタリアの諸都市と比較すると幾分か馴染みも薄いし、実際の旅行先として選ばれることも少ないだろう。私も以前から気は魅かれつつも行ったことがない。依然としてローマが旅の南限である。スパッカナポリを闊歩したいのはヤマヤマではあるものの、腰が引けるのも事実である。行くとしてもソレントあたりを拠点に空身でポンペイを訪れ、その帰りにナポリピッツァのお店にと考えてしまう。アルベルベッロなんかにも行ってみたい。

  • Nat さん

    南イタリアに行ってみたくて、つい手に取りました。今から20年くらい前の本なので、この本の内容とは少し違っているとは思うのですが、興味深い街ばかりでした。特に行ってみたい所が、チステルニーノ・アルベロベッロ・マテーラです。いつか行きたいな。

  • うえ さん

    南イタリア14の都市を巡る。山上の聖天使の町モンテ・サンタンジェロは自然の洞穴を利用して作り出された聖なる洞窟を中心に構成されているという。その起源は、490年以降大天使ミカエルが四回にわたり出現、洞窟を聖所にするよう告げ、奇跡を行った。493年の三回目の出現の後、洞窟に住民が行ってみると、すでに祭壇と十字架があり、祈祷堂になっていた。岩の上には聖ミカエルの足跡が残されていたという。「古来、人間は洞窟や山頂に宗教的な雰囲気を感じ、そこにしばしば祠を設けてきた。聖ミカエル信仰は特にその傾向を強く示す。」

  • kanaoka 56 さん

    南イタリアの幾つかの町の建築を綴った本ですが、そこに、辿ってきた歴史の重みと息づく人々の生活感が伝わってきます。十分に時間をかけて出掛けたくなりますね。

  • belier さん

    南イタリアは、様々な時代の歴史的建築様式が見られるので楽しい。本を読みながらストリートビューを見始めたら読書にならなくなりそうで、さらっと読んだ。読書とは別に部屋で旅行気分をじっくり味わおうと思う。特殊な興味を惹かれたのはサルデーニャ島で、新石器時代の遺跡やその時代の墓が初期キリスト教の教会に転用された建築物があり、人々は古来の文化を忠実に守っていること。他で知ったが、最近のDNA研究によると、ここの島民はその新石器時代人のDNAを保有する希有な存在らしい。文化的にもそれが現れていることに感動した。

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陣内秀信

法政大学江戸東京研究センター特任教授、中央区立郷土天文館館長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。ヴェネツィア建築大学留学、ユネスコのローマ・センターにて研修。専門はイタリア建築史・都市史。受賞歴にサントリー学芸賞、ローマ大学名誉学士号他

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