李贄 明末“異端”の言語世界 早稲田大学エウプラクシス叢書

阿部亘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784657228024
ISBN 10 : 4657228021
フォーマット
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
阿部亘 ,  
追加情報
:
314p;22

内容詳細

孤高の思想家は、言葉に翻弄され“伝わる”可能性を誰よりも欲した。儒仏道三教を融合し、『水滸伝』を称え、時代を睨めつける思想と文学に足跡を残した異形の放浪者、李贄(1527‐1602)。中国史上屈指の異端思想家に新たな角度からせまる!

目次 : 序章 孤絶と邂逅の思想家―その生涯と源流/ 第1章 言葉は如何に機能するか/ 第2章 師はどこにいるのか―求道者の学び/ 第3章 政治の場での語り―弾劾と諌言/ 第4章 他者によりそう―言葉における近さ/ 第5章 詩文に託されたもの―その社会性をめぐって/ 第6章 自己を語る言葉―歴史への自己投影/ 第7章 死を語る言葉―死にゆく自己/ 終章 自由か、束縛か

【著者紹介】
阿部亘 : 1982年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。現在、浙江師範大学外国語学院副教授。専門は中国哲学(宋明理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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