人やさき犬やさき 続・葭の髄から 文春文庫

阿川弘之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167146085
ISBN 10 : 4167146088
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
追加情報
:
16cm,251p

内容詳細

昭和天皇ハワイ訪問時の逸話にホロリとし、娘・佐和子さんの日本語の誤りを嘆く。また、日本外交のふがいなさを憂い、「女王陛下にキスされた話」では国の品格を思う(キスされたのが誰かは本文をご覧ください)。歴史への洞察と、深い見識、そして屈指の名文とユーモア。好評の「文藝春秋」巻頭随筆、第二集。

目次 : 隠れたる名著/ 女王陛下にキスされた話/ はつたりマント/ 厠の歴史/ べしは正しく使ふべし/ / 十七歳の歌/ 病牀雑記/ 忠臣蔵/ 二人の外務大臣/ 三つの光〔ほか〕

【著者紹介】
阿川弘之 : 大正9年(1920)広島生まれ。昭和17年、東京帝国大学国文科を繰り上げ卒業、海軍に入り中国で終戦。戦後、志賀直哉に師事し小説を発表し始める。著作には『志賀直哉』(野間文芸賞)などの評伝、『食味風々録』(読売文学賞)などのエッセイ、そして童話『きかんしゃやえもん』など数多くがある。平成11年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マーム さん

    この随筆集は旧仮名遣いで書かれていたので、どれだけ昔に書かれたものなのだろうと思ってしまいましたが、初出は文藝春秋の平成12年から平成15年とうから最近のこと。阿川先生がそういう作風だったということをすっかり忘れておりました。阿川先生御立腹の「べしは正しく使ふべし」は、正直申しまして良く分かりませんでしたが、正しい日本語には気を遣いたいと常々思っているところですので、勉強したいと思います。それにしても阿川先生は老いてますます盛ん(などと言うと怒られそうですが)という感じですね。

  • KAZOO さん

    筆者は本当に海軍のことが好きなのですね。その分野の話になると、何か筆がどんどん進むような感じがしています。文藝春秋の随筆欄のいつも最初に書かれていたので読んでいる話が多いのですが、1冊の本になって読むとさらにそこのところが明確になります。

  • nowhereman134 さん

    頑固なお年寄りの愚痴を聞かされている感じだった。*ひとことで言うと、「ユーモアが足りない。」*内田百閧ニまでは言わないが、たとえば山本夏彦氏。同じ愚痴系でもユーモアがあれば読んでいて楽しい。*「〜べき」については、「早く起きなさい!」という意味で「早く起きる!」と言うのと同じではないだろうか?*ちょくちょく訂正が入るのもどうかと思う。たとえエッセイでも責任を持って書いてほしい。*なるほどと思うところもあった。が、著者のエッセイはもう二度と読まないだろうな。

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人物・団体紹介

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阿川弘之

1920年(大正9)広島市に生まれる。42年(昭和17)9月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。46年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『井上成美』(日本文学大賞)

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